マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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戒場の行事

2013年03月26日 08時41分37秒 | 楽しみにしておこうっと
戒長寺の鎮守社とされる神社は十五社神社。

戒場神社とも呼ばれるが十五社大明神を祀ることから十五社神社と呼ぶのが正しいと云われる。

神社社務所内で拝見した木札に御渡装束・鎧兜太鼓の新調を示す板がある。

昭和六拾年拾月吉日に寄進した日付け。

秋の祭りにお渡りをする際に身につける装束の寄進の札である。

戒場の集落は14軒。

お渡りがあるという。

3人の氏子が並ぶ。

トーヤに前トーヤとウシロトーヤ。

鎧兜はウシロトーヤが着衣する。

3人の装束はおそらく素襖であろう。

トーヤは頭家の字を充てる。

10月16日はヨミヤ。

今ではその日に近い日曜日というから第二日曜日。

その日は祭りの準備でお渡りは翌日の17日に近い日。

たぶん体育の日であろうか。

午前10時に頭家に集まって数時間後に出発する。

2月24日は祈年祭

朝は9時半だが勤める宮司は山辺三も行かなければならない。

祭りの時間帯は小刻みになっているようだ。

そのような話をしてくれた戒場。

元々はカヤバ(茅場)或いはカリバ(狩場)と呼ばれていたであろうと氏子の一人が話す。

(H25. 1. 3 EOS40D撮影)