■本
1 村上ソングズ/村上 春樹 和田 誠
2 ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性/荻上 チキ
1 Napsterで本書で取り上げられている曲を聴きながら読みました。正月に贅沢な時間を過ごすことが出来ました。かなりマニアックな選曲(ジャズの方はよくわかりませんが、ロック、ポップス周りはチャート上位を獲得した誰もが知っている名曲は少ないです)なので万人にお勧めできる本ではありませんが、村上春樹さんファンなら楽しめる内容だと思います。取り上げられている曲を聴きながら読むとより楽しめます。
2 筆者も書いている通り、取り上げられているウェブ炎上の事例は有名なものが大半で事例集としてはあまり新たな発見はありません。それらの事例に対する分析、議題提起にどれだけ納得できるかで本書の評価は分かれると思います。ウェブ炎上の事例から短絡的にネットの弊害を指摘せず、丁寧にネットの可能性をポジティブな面もネガティブな面を押さえつつ議論を展開しているところは評価できますが、正直結局何が言いたいのかは理解できませんでした。僕の頭が悪いだけかもしれませんが、なんとなく難しい言葉で煙に巻かれたような読後感が残ります。
■CD
1 In Rainbows/Radiohead
聴けば聴くほど発見があります。この人たちのクリエイティビティは他のアーティストを圧倒しています。どこでも聴いたことのない唯一無比の音、それでいて、極度に難解になりすぎず、ポップなところもすごいです。当分聴きまくると思います。
■映画
1 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団/監督 デイビッド・イェーツ
2 ドリームガールズ/監督 ビル・コンドン
1 今回のテーマは「強い敵と同じくらい馬鹿な味方も脅威である」といったところでしょうか。ハリーを含む魔法学校の生徒がいろいろな政治に巻き込まれつつ、ヴォルデモートとの戦いに備えるというより一層シリアスな内容になってきています。盛りだくさんな内容のはずがこれまでの中で一番あっさり終わった感じがあります。横道にそれずにシンプルに描いているとも言えますし、たんたんと平板な映画とも言えます。なんとなく、ハリー・ポッター全体の中のつなぎにあたるような印象のある作品です。
2 ストーリーは展開が完全に予想される、王道のスターの栄光と挫折の物語です。それにもかかわらず、楽曲のよさと俳優の好演でかなりの満足感です。やはりジェニファー・ハドソンの熱演が光るので前半は助演でありながら彼女の映画であるかの印象を持ちます。しかし、話が進むにつれて、ビヨンセは主役でありながらあえて存在感を押さえて、後半の「Listen」の熱唱で一気に感情を爆発させていることがわかり、大スターならではの余裕と凄みを感じさせてくれます。
1 村上ソングズ/村上 春樹 和田 誠
2 ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性/荻上 チキ
1 Napsterで本書で取り上げられている曲を聴きながら読みました。正月に贅沢な時間を過ごすことが出来ました。かなりマニアックな選曲(ジャズの方はよくわかりませんが、ロック、ポップス周りはチャート上位を獲得した誰もが知っている名曲は少ないです)なので万人にお勧めできる本ではありませんが、村上春樹さんファンなら楽しめる内容だと思います。取り上げられている曲を聴きながら読むとより楽しめます。
2 筆者も書いている通り、取り上げられているウェブ炎上の事例は有名なものが大半で事例集としてはあまり新たな発見はありません。それらの事例に対する分析、議題提起にどれだけ納得できるかで本書の評価は分かれると思います。ウェブ炎上の事例から短絡的にネットの弊害を指摘せず、丁寧にネットの可能性をポジティブな面もネガティブな面を押さえつつ議論を展開しているところは評価できますが、正直結局何が言いたいのかは理解できませんでした。僕の頭が悪いだけかもしれませんが、なんとなく難しい言葉で煙に巻かれたような読後感が残ります。
■CD
1 In Rainbows/Radiohead
聴けば聴くほど発見があります。この人たちのクリエイティビティは他のアーティストを圧倒しています。どこでも聴いたことのない唯一無比の音、それでいて、極度に難解になりすぎず、ポップなところもすごいです。当分聴きまくると思います。
■映画
1 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団/監督 デイビッド・イェーツ
2 ドリームガールズ/監督 ビル・コンドン
1 今回のテーマは「強い敵と同じくらい馬鹿な味方も脅威である」といったところでしょうか。ハリーを含む魔法学校の生徒がいろいろな政治に巻き込まれつつ、ヴォルデモートとの戦いに備えるというより一層シリアスな内容になってきています。盛りだくさんな内容のはずがこれまでの中で一番あっさり終わった感じがあります。横道にそれずにシンプルに描いているとも言えますし、たんたんと平板な映画とも言えます。なんとなく、ハリー・ポッター全体の中のつなぎにあたるような印象のある作品です。
2 ストーリーは展開が完全に予想される、王道のスターの栄光と挫折の物語です。それにもかかわらず、楽曲のよさと俳優の好演でかなりの満足感です。やはりジェニファー・ハドソンの熱演が光るので前半は助演でありながら彼女の映画であるかの印象を持ちます。しかし、話が進むにつれて、ビヨンセは主役でありながらあえて存在感を押さえて、後半の「Listen」の熱唱で一気に感情を爆発させていることがわかり、大スターならではの余裕と凄みを感じさせてくれます。
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