本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

インセプション

2010-08-14 12:29:46 | Weblog
夏休みなので映画を観まくりました。

■本
61 USTREAM 世界を変えるネット生中継/川井 拓也
62 仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門/内田 和俊

61 USTREAMの視聴方法、配信方法からその可能性や社会的意味まで網羅的に書かれていて入門編としては最適です。USTREAMを活用して一部で有名になった「そらの」さんという女性のサクセスストーリーとしても読めます。この業界の旺盛な行動力と発想の豊かさに感心しました。まずはやってみることが大切だとあらためて思いました。

62 読む前の期待ほどではないですが、「傾聴」をビジネスに応用したい人は読む価値があると思います。ただ、かなり応用的(要は局面に応じて傾聴するスタイルを変えろという内容ですので、その局面理解がうまく行かないと大怪我する可能性もあります)な内容が多いので、まずは「傾聴」の基本について書かれた本を読むことをお勧めします。質問だけでなく、その応答(レスポンス)にもオープン型とクローズ型があるという考え方は参考になりました。


■CD
28 Contra/Vampire Weekend
29 Kamaal the Abstract/Q-TIP
30 Thriller/Michael Jackson
31 COMPLETE BEST ALBUM 「FRESH」/JUDY AND MARY

28~30 Napsterで気に入って聴いていたアルバムをまとめ買いしました。
28 ここ数年の新しいバンドの中でユニークさという点では一番。ユルイけど深いです。
29 地味だけどA Tribe Called Questのどの作品よりもこちらの方を聴いてしまいます。
渋くて格好良いです。
30 あらためて聴くとやはり楽曲のよさが際立ちます。そんなに繰り返しは聴きませんが手元に置いておきたくなりました。
31 久しぶりに聴きたくなり、ブックオフで安かったので購入。こちらも楽曲のよさが際立ちます。結構聞き込んでいます。


■映画
20 ゼブラーマン/監督 三池崇史
21 インセプション/監督 クリストファー・ノーラン
22 プライドと偏見/監督 ジョー・ライト
23 ディパーテッド/監督 マーティン・スコセッシ
24 ミッション:インポッシブル3/監督 J・J・エイブラムス
25 サマーウォーズ/監督 細田守
26 陰日向に咲く/監督 平川雄一朗

20 もっとユルイ内容かと思ったのですが、意外とシリアスでグロい内容です。ゼブラーマンがなぜ能力を身につけたのか、の部分がよく理解できず、全体的に消化不良な感じです。宮藤官九郎さんの独特の世界観は好きですが、他の作品ほどの振り切れ感は感じません下。鈴木京香さんのゼブラナースのコスプレにはびっくりしました。

21 左脳で楽しむロジカルな映画。複雑な夢の中の構造が最後にバチっと決まるところが快感です。よく言われてますが「メメント」で世に出た、クリストファー・ノーラン監督らしい作品。ハリウッドで地位と名声を獲得した監督が豊富な予算を使って自分の思い通りに撮って、なお興行的に成功させるという奇跡のような作品です。でも能天気なアメリカ人の半分はこの映画の内容を理解できてないのではないでしょうか?ディカプリオは「シャッターアイランド」と全く同じ演技で、こちらも妄想落ちかとちょっと心配になりました。渡辺謙さんは重厚な演技ですが、日本のバラエティ番組で言われているほど重要な役ではない気がしました。依頼した動機やその権力の源泉が不明ですし。とはいえ、観て損はない映画です。気を抜くと理解できなくなるので、体調のよいときに観ることをお勧めします。

22 たまには重厚な名作を、と気構えて観たのですが、意外と楽しくあっというまに時間がたちました。特にカメラワークが素晴らしく、冒頭の長回しから圧倒されました。イギリスの風景もとても美しく取れています。キーラ・ナイトレイは少ししゃくれ気味なのにそれを感じさせない目力と凛々しさでとても美しく、意思を感じさせるいい演技をしています。ただのラブストーリー以上のセンスと存在感のあるいい作品です。

23 悪くない映画ですが、やっぱり元ネタの「インファナル・アフェア」は超えてません。オスカーの作品賞ほどのクオリティではないです。たぶん、スコセッシ監督の功労賞的な位置づけでしょう。本作ではディカプリオはいい演技をしています。マット・デイモン、ジャック・ニコルソンもさすがの好演です。でも、やはり本作は脚本のよさですね。

24 ハリウッド大作です。お金がかかっています。場面場面のアクションは面白いのですが各エピソードのつながりが今ひとつです。肝心の中国のビルへの進入から目的物の獲得までの過程も省かれていますし。でも、頭を空っぽに楽しめます。

25 文句なしの傑作。いろんなところで絶賛されているのがよくわかります。世界的にも通用するんじゃないですか。ハリウッドで実写化するとか。こういう才能を日本はもっと世界に向けてアピールしなければいけないと思います。友情、努力、勝利、家族愛、初恋、人類愛、ノスタルジー、サブカル、いろんな要素満載です。まずは観ましょう。

26 結構感動するシーンもありましたが(ジュピターさんの手紙のところはほろっとしました)やっぱり原作の方がいいなあ。岡田准一さんは大好きなタレントですが、宮崎あおいさんとか 西田敏行さんとかと並べられるとちょっと演技的につらいです。僕の好きなアイドルのエピソードが他とのからみが薄く浮いている感じもしましたし。原作をもう一度読みます。

コメント
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