「人間世界において言語ゲームが対象世界の分節と秩序性を高度に拡大することは明らかである。
しかし、言語ゲームの最も重要な本質は、
そこでニンゲンの独自の「関係感情」の領域が展開される点にあると言わねばならない」
「スピノザは、人間の基礎的感情分節を「喜び」-「悲しみ」という二項性としておいたが、
この分節は、感情というものが本質的に対他的な共感情を本質とすることを示唆する。……
「悲しみ」は共感情的エロスの喪失と不在を意味する」
──竹田青嗣『欲望論』(第二巻、190・191)
「人間世界において言語ゲームが対象世界の分節と秩序性を高度に拡大することは明らかである。
しかし、言語ゲームの最も重要な本質は、
そこでニンゲンの独自の「関係感情」の領域が展開される点にあると言わねばならない」
「スピノザは、人間の基礎的感情分節を「喜び」-「悲しみ」という二項性としておいたが、
この分節は、感情というものが本質的に対他的な共感情を本質とすることを示唆する。……
「悲しみ」は共感情的エロスの喪失と不在を意味する」
──竹田青嗣『欲望論』(第二巻、190・191)
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