しばしば、NHKは「国営放送局」と揶揄され、中国や北朝鮮のそれと同様に政府に都合の良い、マスコミという手段を用いて世論誘導や攪乱(結果としての)そして国民への情報遮断めいたことをする時がある。
そんな態度に私の周辺でも憤慨している人たちが少なからず存在する。
今回、福田首相の突然の辞任を受けて次期自民党総裁選挙が始まっているが、その様相は”郵政解散総選挙”のときの、時の首相・小泉純一郎が”演出”をした小泉劇場のそれと瓜二つである。
即ち、有権者である国民を”観客”に矮小化し、”刺客”だ”くのいち”だと言って、自民党候補を仕立て上げ、国民に面白・可笑しく投票選挙をさせた、あの手口である。
手口に乗せられた国民有権者も軽薄であると嘆く評論家や政治家もいたが、あれだけ一国の首相が熱を入れて演出し加えて、あれだけマスコミが連日のように騒ぎ立てれば大概の国民は所謂”世論操作・世論誘導”に感化されてしまうのも無理からんことである。
しかし、自民党は今回もまた柳の下の泥鰌を狙っているのである。
こう言うところが、自民党の崩壊寸前の末期症状かも知れない。
5人の総裁候補、そしてお決まりの”くのいち”をキャステイングして、単なる一政党の党首選を派手に始めたのである。
たぶん御手洗傘下の経済界もこの”劇場”にスポンサーに入り込んでいるかも知れないのである。
しかし、最大の問題はNHKが、茶番劇と知りつつ、またも国民有権者への世論操作・攪乱・世論誘導を他のメデイアに率先して且つ大規模に、尤もらしい顔つきで放送業務を行っていることである。
この際にNHKは自民党にはっきりと身売りをして、自民党営放送局に成り下がれば良い。
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