イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

初孫のミユウは、心の永遠

2016-08-07 19:00:27 | 日記
 イワン・アサノヴィッチの初孫・ミユウは、早いもので小三になりました。
自身では事実上の年子、三人の父親としての育児を経験しています。
しかし、“初孫“と言うものは祖父・イワン・アサノヴィッチにとって、独特の存在であり今もそのとおりなのです。
「育児の責任が無いから孫ってカワイイのだ。」と人はいいます。
もひとつ付けくわえるならば、孫の代ともなれば祖父母の側にも心身ともに育児に対する余裕が生まれているからなのでしょう。
イワン・アサノヴィッチ自身が三人の乳幼児を育児したときは30代前半でした。
勤め人としては、駆け出しのころで、やたらと仕事が忙しい時期でした。
核家族共働きだったのでイワン・アサノヴィッチは家事も手伝い、三人の布オシメを洗ってベランダに干し終わるころは、いつも夜中の12時近くになっていました。
三人の年子を飲ませ食わせ寝かせするだけで精一杯だったのです。
だから乳幼児の可愛いらしさを味わう、余裕が余りなかった、と言うのが実情でしょう。
今ではお陰様で孫も四人となりました。
初孫のミユウは小三になったにも関わらず、相変わらずカワイイのです。
実弟は結婚が早かったせいもあり、初孫はもう高校生になっています。
しかし、初孫は幾つになってもカワイイものだと漏らしていました。
やはりそうか・・・とイワン・アサノヴィッチは変に納得しているのです。
学校も夏休みとなり、ミユウが一人で我が家に泊まり込みでやって来ますが、幼児の頃の面影は当然ですがもうありません。
ただ・・そこに今も存在するのは“無償の愛”とでも言うものなのでしょうか。
名前の呼び方は「ちゃん」付けから、敢えて呼び捨てに変えました。
しかし、ミユウは相変わらずイワン・アサノヴィッチを「ジイジ」と呼びます。
無償の愛なんて、中々この世の中にはあるものではない。とミユウも成長して行く過程で程なく気づかされるでしょう。
そうなって行くのが当然と思いつつ、そうなっては欲しくないと言う矛盾した考えがイワン・アサノヴィッチの心の中で葛藤・混在しています。
ミユウは身長のある子でクラスの中では、時にお姉さん的な役割をしなくてはなりません。・・・たぶん教師の目から見て、その点が不十分なのでしょう。
通信簿には、少し幼稚なところが在ります。と記載されていたそうです。
ジイジ的には、支障のない範囲で、少々幼稚でも構わないから、無償の愛は存在するのだといつまでも思っていて欲しいと心のどこかで願っているのです。

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