ちょっと古い新聞記事になるが思い出したので、もう一回読んでみた。
しんぶん赤旗(2013/03/18)のコラム記事の「消えゆく包括政党・自民党」という記事だ。 昨今の自民党を見ているとつくづくこの言葉の意味合いが理解出来る。
安倍は「再生日本」とか「強い日本」だとか言い、あまつさへ「美しい日本」などと言う気持ちの悪くなるようなフレーズを多用・頻発している。
そして政権中枢およびその取り巻きは恰も愚か者の集団と化し、今や「自民党人材難」現象を呈しているとしか言いようがない情況だ。
たとえば、高市早苗の「原発事故で死んだ人は居ない。」
石破オタク幹事長の「デモはテロと同じ。」
籾井NHK会長の「慰安婦は何処の国にも居た。」
枚挙に暇なしとはこのことだろう。貧しい限りだ。
しんぶん赤旗は以下のとおり報じていた。
★加藤紘一元幹事長は,「政治の先行きがどうなるか。わけがわからなくなりました」。総選挙公約をひるがえす方向転換に、こうつぶやいていた。国民有権者からのしっぺがえしを恐れる思いがにじんでいる。
★野中広務元官房長官は,いまの日本のあり方が私には本当に恐ろしい。マスコミもこの動きに追従しているのではないか、その裏側にアメリカの大きな力が働いているのではないか。日本は、またアメリカの占領地になってしまったのかと錯覚するようなことが現に起きている
★河野洋平元衆院議長は、安倍作戦は「猫かぶり」だと、そのずる賢さを指摘しつつ、「今の憲法によって不自由な生活を強いられている人はいません」とのべ、改憲前のめりの安倍路線をけん制している。
中でも野中広務の「アメリカ従属」の指摘は的を射ている。
だから誰ひとり、日本人としての思いを日本人の言葉として語ることが出来ず、「アメリカ受け狙い」で喋っている。
従って、それは日本国内では失言となるのである。
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