イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

歌謡曲は畑の労働歌 西海ブルース・前川清

2019-12-26 14:53:10 | 芸能ネタ
 クールフアイブと前川清の歌と言えば、「噂の女」等々にみられるように、夜の世界の怨念歌や、男と女の愛や恋にまつわる、これまた煮えたぎるような曲が多い。
しかし、今回の「西海ブルース」は意表を突かれるような純愛の歌謡曲なのである。
死に別れた恋人を慕う、男の心を歌った一曲で非常に珍しい。

♪港の雨に 濡れてる夜は          
  思い出すんだ 白い顔
  二人で歩いた あの坂道も
  霧にかすんで 泣いている
  浮いて流れる あの歌は
君とうたった 西海ブルース

恋の悲しみ 耐えられなくて
読んでみたんだ 君の名を
九十九島の 磯辺にも
真珠色した 雨が降る
静かに流れる あの歌は
君とうたった 西海ブルース

燃える思いが この身に染みる
命を懸けた 恋ゆえに
帰らぬ人と 知ってはいても
忘れられずに ひとり泣く
遠くに聞こえる あの歌は
君とうたった 西海ブルース ♪

前川清はテレビの番組で、夏目雅子氏と生前にデユエットで、この曲を歌っていた。しかし、歌詞の中にある「帰らぬ人」とは、まさにデユエットの相方の夏目雅子氏となってしまったのである。「白い顔」「君の名を」「忘れられずに」・・歌詞の中の随所に、故・夏目雅子氏と否応なくオーバーラップする詩がある。前川清にとっても、きっと忘れられぬ一曲となってしまったことだろう。美人薄命とはよく言ったものである。
イワン・アサノヴィッチも、今となればこの二人のデユエット曲を無性に聴きたかったという思いに駆られる。
 『イワン・アサノウィッチ!美人なんて言ってもらって、嬉しい!有難う御座います。』
後日、天国から夏目雅子氏のブログ読後感想の談話が届いて来た。😢

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