過日(2010年月)テレ朝のワイドショー番組が韓国在住の歌手、桂銀淑(ケ・ウンスク;49歳)を取材放映しました。
桂銀淑は韓国のモデル・アイドル歌手としてデヴィユーし、1984年に来日して「すずめの涙」などのヒット曲を出したりしました。
ハスキーな声で ♪たかが人生 なりゆきまかせ 綺麗にあばよ ♪ のフレーズは何やら彼女の人生を予見するかのようでした。
離婚・企画の失敗での借金・所属事務所との金銭トラブルで裁判沙汰など苦難の道が続いたようでした。そんな中で体調不良となり、ウツ病をも患うようになりました。
♪ たかが人生 綺麗なときは 花よりもっと みじかい筈ね ♪ 往年の美貌にもやや翳(かげ)りが出てきました。やがて覚醒剤を使用するようになり逮捕、とうとう2008年に国外退去処分となりました。
テレビ朝日の取材・放映の意図は不明ですが、久しぶりにテレビに映し出された桂銀淑のノーメイクの顔は以前よりもきれいでした。澄んだ瞳には哀調とイワン・アサノヴィッチの思い過ごしかも知れませんが悔悟を感じさせられました。
2010年3月から韓国国内で歌手活動を再開したそうです。しかし日本に帰りたいと言っていました。
♪ もし今度 生まれてくるなら 色づいた夢を見るよりも ささやかでもいいの あたしだけ飛べる青空を ♪ と「すずめの涙」は謳っています。
スパンコールのドレスが似合う桂銀淑をもういちど観たいものです。
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