森田実氏は多くの評論家など(田原・曾野・猪瀬・石原慎太郎・堺屋etc)が決して口にしないアメリカ批判を具体的に且つ明快に述べている。
日本の財務省が財政再建計画=プライマリー・バランスの達成を口を極めて言うのであれば、日米安保条約の負担分以外の、在日米軍への「思いやり予算」をもっと削減すべきだと焦点を定めた批判をしている。
氏がここまで切り込んだ発言をする人だという認識は勉強不足ながらアサノヴィッチには無かった。
”そもそも思いやり”などというマスコミによる世論誘導言葉がいけない。
アメリカが”開発途上国”ならばいざ知らず、超大国のアメリカに”思いやり”など論外な話しではなかろうか。
”思いやり”と言えば、佐世保市の駐留米海軍将校家族のための”思いやり住宅”建設が新聞報道(2月4日付け:赤旗)された。
一戸当たりの建設費が2億5千万円(含む外構工事費等)になるという。国交省の道路建設に伴う移転補償絡みで道路特定財源予算からの支出だという。
アサノヴィッチも農林水産省補助金でH18年に仕事をしたことがある。
一戸当たり2億5千万円の思いやり住宅の2桁ぐらい小さな「草刈り業務:国費、230万円」だったが、会計検査院の実地検査を受け、院の調査官も真面目に検査をしていった。
はたして聖域防衛省と道路特定財源の思いやり住宅28億円にどれだけのチェックが入るのだろうか?
森田氏もアサノヴィッチも甚だ懐疑的にならざるを得ない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます