みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「地方議員年金の廃止へアクション! 市民と議員全員集合!!」シンポジウムin名古屋

2010-08-22 20:51:35 | 市民運動/市民自治/政治
昨日は、名古屋で自治ネット主催の
「地方議員年金の廃止へアクション! 市民と議員全員集合!!」のシンポジウム。

わたしは主催者ではないので、午前中はハートフルで
「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画を観て、
終わると同時に、岐阜駅から快速に飛び乗って、なんとかぎりぎりセーフ。  

シンポの会場は、駅前のミッドランドスクエア隣の
「愛知県産業労働センター(ウインクあいち)」。 
   
いよいよシンポ開始です。

第1部は、河村たかし名古屋市長の講演。
予想していたとはいえ、議員年金の話しというよりは、
8割がたは名古屋市議会との攻防と持論の展開。

   

岩崎恭典さん(四日市大学総合政策学部教授)がつづいて話されたのですが、
「お二人で議論」というよりは、押しの強い河村市長の独り舞台の感。
わたしは岩崎さんの話しをもっと聞きたかった・・・・・
とはいえ、主催者じゃなくてよかった・・・(笑)。

河村さんが退場されて、いよいよ第2部は本題のパネルディスカッション。
   
                
その前に、「地方議員年金廃止の意見書・決議」を採択できなかった議会、
採択した議会のことを、採択にほねおった議員から各地報告。

   
「議員年金廃止の意見書」を採択した自治体議会としては、
「む・しネット」の仲間の福井県敦賀市議会議員の今大地さん、愛知県武豊町議会議員の小寺さん、
わがまち岐阜県山県市議会のことをつれあいが報告などなど。

   
パネリストは、三谷哲央さん(三重県議会議長)、出口憲二郎さん(徳島県小松島市議会前議長)、
奥山たえこさん(東京都杉並区議会議員)の3人。

  

   

3人それぞれが10分ずつ中身の濃い話しをされて、
その後、パネルディスカッションと会場参加者からの質疑応答。

これだけ盛りだくさんでは、とうぜん予定の時間が足りなくて質疑は15分オーバー。

   

最後に、「地方議員年金の廃止に関する」要望書案が読み上げられて、
参加者の拍手で採択。もちろん、わたしも賛同人に名を連ねましたよ。

シンポ後は、場所を変えて交流会。
名古屋の暑い夜は更けて、和気あいあいのなか、あつい議論が交わされました。

議員年金廃止のシンポジウム、おもしろかったです。
主催者のみなさま、おつかれさまでした&ありがとうございます。

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山県市のリコール開始の記事が、毎日webにアップされていたので、追加します。

山県市議選ポスター費問題:市民グループ、県議リコール開始へ/岐阜 

 04年4月の山県市議選を巡るポスター代水増し請求事件で、寺町知正同市議らで作る市民グループは20日、当時同市議だった横山善道県議(56)のリコール(解職請求)を目指し、解職請求書などを県選管に提出した。県選管から請求代表者証明書が26日に交付される見込みで、翌日から署名集めを始める。10月26日までに有権者の3分の1以上に当たる約8200人の署名が集まれば、議員解職の賛否を問う住民投票を直接請求できる。
 水増し請求は、市議選の3年後の07年6月に表面化。同年7月に議員7人が詐欺容疑で書類送検され、岐阜地検は12月に全員を起訴猶予とした。08年6月と09年10月に岐阜検察審査会が不起訴不当の議決をしたが検察はいずれも起訴猶予とした。7人中5人は議員辞職したが、横山氏と宮田軍作市議は辞職しなかった。
 リコールを目指すのは寺町氏が事務局長を務める「やまがた・リコール運動」。県選管によると、県議のリコールは全国でも珍しく55年ぶりという。県庁で記者会見した寺町氏は「多くの議員は辞職しているのに居座っている人がいる。いったん職を解いて、改めて有権者の信を問うべきだ。3分の1の署名は集まる」と述べた。宮田市議については今回は見送った。
 横山県議の事務所は「議員本人と連絡がとれず、コメントできない」としている。【山盛均】
毎日新聞 2010年8月21日 


オマケは、地方議員年金の存続についてのアンケートの記事。

46%が年金「廃止すべき」 都道府県議らアンケート  

 積立金不足に陥っている地方議員年金の存続について、民間シンクタンク「日本アプライドリサーチ研究所」などが都道府県、政令指定都市の議員を抽出してアンケートしたところ、回答した46%が「今後は廃止すべき」と考えていることが、分かった。
 調査は4~5月にメールや郵送で実施。ホームページなどで住所やメールアドレスを公開している議員から、無作為抽出した1414人を対象としたが、103人からしか回答がなく回収率は7・3%。議員自身の老後の生活に直接、かかわるだけに答えにくい問題のようだ。
 年金制度を「このまま存続すべき」としたのは40%。年代別では、50代以下の半数以上が議員年金を「廃止すべき」と回答。特権的な制度は不要とする意見や、厚生年金などと一本化するよう求める声があった。一方で60代は53%、70代は60%が制度の存続を求めた。
2010/08/18 16:42 【共同通信】

自主研究 「地方議会議員の意識等に関する現状調査」結果概要
(2010/07/29 日本アプライドリサーチ研究所)


今日は、ご苦労さん会をかねて、涼しいお山に行ってきました。
つかの間の休養です。


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