一晩、水に浸けておいた無農薬の完熟梅をつけます。
梅をざるにあげておいて、梅干を漬けてみたいといっていた、
まどか君を起こして、いよいよ梅干づくり。
梅の重さは5キロ。
多い年には120キロも漬けていたことがあるので、
ままごとのような梅仕事です(笑)。
で、ここからはまどくんの梅仕事。
わたしは傍で励ましながら、デジカメ係りです。
塩の重さは、梅の10パーセント。
こんなに少ない塩でカビが生えないかと心配する人もいるのですが、
手抜きをしないで丁寧に仕事をすれば大丈夫。
無農薬完熟梅と自然塩だけの手作り梅干ができます。
わたしは、これで失敗したことがありません。
素手でつける場合は、まず手をきれいに洗って、
使う容器は、梅酒用の焼酎をスプレーで吹きかけて拭いておきます。
ボールに塩を入れて、梅を適当にいれ(はじめてなので少なめ)、
塩を振りかけて、ヘタの穴と梅全体に塩がつくように、
手のひらでやさしく転がします。
容器(ホーロー製)の底に塩をうすく敷き、
梅をすき間がないように並べていきます。
すき間があると、梅酢の上がりが遅くなるし、
梅酢がヒタヒタになりにくいので、カビが生えやすくなります。
2段目も並べて、並べ終わったら塩を振ります。
これを繰り返し、最後にボールに残った塩も全部、
梅の上に満遍なく振り掛けます。
はい。仕込みはこれでおしまいです。
所要時間は初心者のまどくんでも、約30分。
つぎに、梅に重石をして密閉します。
空気が入らないほうがよいので、
わたしは、梅の上に酸につよいクッキングシートを
容器より少し大きく丸く切って乗せて、
その上に、漬物用の重しを乗せました。
(きれいに洗ったのですが、念のためポリでくるみました)。
容器全体にスプレーで焼酎を吹きかけて、すばやく密閉。
これで、1~2日で梅酢が上がるはずです
ね、かんたんでしょ。
今後の梅仕事のスケジュールは、以下を参考にしてください。
★芳香ウラしそをつけました(2005.7.18)
★手作り梅干、いよいよ土用干し(2005.7.29)
★三日三晩の土用干しの意味・祖母の梅干(2005.8.6)
ところで、これはなんでしょう???
↓
おととしの梅酒の梅です。
梅酒はウオッカのビンに取り分けたのですが、
ぽたぽたの梅が大量に残りました。
おととしは前年の焼酎梅を使ってジャムを作ったのですが、
結局食べませんでした(まだ残ってる・笑)。
そのまま食べてもけっこうおいしいのです。
一部は蜂蜜に漬けようかと思っていますが、
こんなにたくさんどうしよう!
なにかよい使い道はありませんか??
写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
最後まで読んでくださってありがとう
「一期一会」にクリックを
明日もまた見に来てね
梅仕事はけっこう好きです。
梅ジャムは、歯が痛むのでちょっと休憩です。
★まりこさん
使い方のアドバイスをありがとう。
実は一昨年のすっぱい梅ジャムが、まだ残っています(笑)。梅味噌も・・・。
鶏肉を煮る時に酢の代わりに使うとサッパリとした味で食べやすくなります。
茹で野菜を酢味噌和えにする時、酢の代わりに梅ジャムを使います。
最初から味噌と混ぜてしまって梅味噌として作っておくと、いちいち作る手間が省けます。
いいものですね。
みどりさんの梅仕事、いつ見ても
壷にはまってます。
ほんまにこんなたくさんの残り梅、
もったいないですね。
残っている梅ジャム、牛乳と混ぜて凍らせると
おいしいシャーベットになるので、お試しくださ~い。