みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

上野さんの本はどこが危ないんだろう?/コメントの指摘を受けて

2006-07-28 08:54:42 | 「ジェンダー図書排除」事件
まずは
一期一会のクリックを

福井県のジェンダー関連図書排除リストについて、
情報非公開処分取消訴訟をすると朝日新聞にのったので、
昨日は、マスコミ各社から取材が相次ぎました。

気になりながら後回しにしていた7/20記事の続編です。

「生活学習館にあると判明している上野さんの本16冊」と書きましたが、
図書リストから、さらに上野さんの本が6冊見つかり、
図書名しか書いてないリストからも、8冊見つけました。
というわけで、先の16冊が特定できたというのは間違いで、
「生活学習館にあると分かっているのは30冊」です。

生活学習館の図書台帳には、著者名が書いてなくて、
書籍名だけ(副題なし)というリストもあるので捜すのに苦労します。
上野本のタイトルを全部知ってないと見つけられません。
これはこれで、台帳の記載方法として問題ありです

《最初の16冊》
△はリストにはないと指摘されたもの
------------------------------------------------------------
△『結婚帝国 女の岐れ道』上野千鶴子・信田さよ子/講談社/2004
△『女遊び』上野千鶴子/学陽書房/1988
○『女という快楽』上野千鶴子/勁草書房/1986
△『主婦論争を読む1』上野千鶴子編/勁草書房/1982
△『主婦論争を読む2』上野千鶴子編/勁草書房/1982
△『接近遭遇』上野千鶴子対談集/勁草書房/1988
△『あ・な・た・た・ち』上野千鶴子・高畑早苗/NHK出版/1995
△『近代家族の成立と終焉』上野千鶴子/岩波書店/1994
○『スカートの下の劇場』上野千鶴子/河出書房新社/1989
○『セクシュアリティの社会学(現代社会学10)』
  上野千鶴子他編/岩波書店/1996
○『〈私〉探しゲーム』上野千鶴子/筑摩書房/1987
△『資本制と家事労働』上野千鶴子/海鳴社/1986
△『ジェンダーフリーは止まらない』上野千鶴子・辛淑玉/松香堂書店/2002
△『爆談トーク』上野千鶴子・樋口恵子/松香堂書店/1990
○『売買春解体新書』上野千鶴子×宮台真司/つげ書房新書/1999
○『母性ファシズム』加納実紀代編/学陽書房/1995

《追加で見つかった本》(7/23記事より)
---------------------------------------------
○『きっと変えられる性差別語』三省堂
○『女は世界を救えるか』勁草書房
○『90年代のアダムとイブ』日本放送協会出版
○『恋愛テクロジー ニューフェミニストレビュー1』学陽書房
○『色と欲』小学館
○『リプロダクツヘルスと環境』工作社
-----------------------------------------------
《さらに追加》(7/24)8冊
○『キャンパス性差別事情ストップザアカハラ』
  上野千鶴子/三省堂 /1997
○『トンデレラ姫物語』
  バベット・コール著上野千鶴子訳/松香堂/1995
○『シンデレ王子の冒険』
  バベット・コール著上野千鶴子訳/松香堂/1995
○『マザコン少年の末路 増補版』
  上野千鶴子/河合文化研究所
○『日本社会 21世紀へのキーワード』
  上野千鶴子×中村雄二郎/岩波書店 /1999
○『女の子に贈るなりたい自分になれる本』
  上野千鶴子/学陽書房 /2003
○『当事者主権』
  上野千鶴子・中西正司/岩波書店/2003
○『老いる準備―介護することされること』
  上野千鶴子/学陽書房/2005
--------------------------------------------------------------------------
合計30冊ですから、「世界日報}記事によると、
このうちの十数冊を排除したことになる。

と思っていたら、

わたしの記事に対して、「近藤實」本人をなのる方から、
こんなコメントが届いていた。

--------------------------------------------------------
判明した45冊のジェンダー関連本の間違いについて (近藤實)
2006-07-23 22:13:17

福井市の近藤實です。
「判明した45冊のジェンダー関連本たち
福井県焚書坑儒事件」の間違いをお伝えします。
以下の本は撤去されていません。
 結婚帝国女の岐れ道
 ジェンダーを科学する
 シングル単位の社会論
 シングル単位の恋愛・家族論
 男女平等の本、ノルウェージェンダーフリーテキスト
 ジェンダーフリーは止まらない
 女遊び
 主婦論争を読む1、2
 あ・な・た・た・ち
 近代家族の成立と終焉
 セクシュアりティの社会学
 (私)探しゲーム
 資本制と家事労働
 爆笑トーク
投稿する以上はぜひ正確にお願いしたいと思います。推測で書くのはよろしくないですね。

最近よく使われている焚書坑儒事件と言う表現も過激ですね。禁書でも焚書でも坑儒でもありません。県は、3月、基本計画(第2次)に基づき撤去を行いました。勇気ある妥当な判断でしたが、皆さんの攻撃におそれをなして150冊すべてを戻しました。
国分寺市での上野千鶴子講演会中止のような断固たる対応が出来なかったことは残念です。
今回の件で、書籍の内容についての議論は全くされていません。ジェンダーフリーを目指す、家族の否定あるいは解体を目指す、男女混合騎馬戦の肯定、非婚・離婚・シングルマザーなどを積極的に肯定する、買売春を肯定するなど常識からかけ離れた書籍は国の男女共同参画行政の目指すものではないはずです。また、フェミニズム関連、ジェンダー関連の本が非常に多いのも不思議なことです。
仲間の推進員の人たちとも話をしていますけれど、みんな「おかしいね」と言っています。
-----------------------------------------------------------------------

>投稿する以上はぜひ正確にお願いしたいと思います。
推測で書くのはよろしくないですね。


ご親切にありがとうございます。

とはいえ、これを読むと温厚なわたしも、
コメント氏の無神経さに、さすが「むかっ」としますね。
これがガセネタでなくて、ほんとに本人が書いたものなら
あなたはどの本が150冊に該当するか知ってて当然じゃないですか。
排除本リスト作成者、つまり事件の当事者(張本人)なんですから。
わたしは「黒塗り」リストで、なにも見えないん(ゼロ)ですから、
「正確に書く」なんでできないし「推測で書く」しかないじゃないですか。
親切なのか、ひとの揚げ足をとりたいのか分からないけど、
言ってることが、アンフェアだってことがわからないんでしょうかね。

そもそも「男女共同参画推進員」は知事に委嘱されて公費をもらって
「男女共同参画」政策を推進する仕事をする人ですよ。
だからこそ、氏名は公開だし、仕事上の守秘義務も定められています。
「公的な仕事をするもの」としての最低限の自覚も、
ひとのブロクを訪問するときの礼儀もないんでしょうか。

>「福井県焚書坑儒事件」の間違いをお伝えします。
以下の本は撤去されていません。


記事を正確に読んでいただきたいのですが、
わたしは「世界日報」などで「排除されたと報道されている本」が、
生活学習館の「備品台帳にある」のかを検証したのであって、
45冊が「撤去された本だ」って書いてないですよ。
それに、「世界日報」記事だって二次情報(伝聞情報)で、
わたしの記事は、それ元にした三次情報です。
コメント氏もほんとに本人かは分からないですし、
つまり、必要な情報が公開されていないのですべては「やぶの中」。

『結婚帝国 女の岐れ道』は「世界日報」記事ではなく、
昨年10月の県議会でやり玉に上がった本ですし、
「世界日報」記事に出てくる『ジェンダーを科学する』は、
11~12月に近藤實氏が排除しろと個別に申し入れした本ではないか
と推測します(この5冊も黒塗りで確認はできない)。
今まであちこちで問題にされていた、
「ジェンダーフリーは止まらない」「女遊び」などの、
上野さんの本のいくつかも、この5冊に入ってるのではと思います。
とはいえ、ご指摘により「判明」という誤解を招く表現は削除しました。

・『シングル単位の社会論~ジェンダーフリーな社会へ』
・『シングル単位の恋愛・家族論~ジェンダーフリーな社会へ』
・『男女平等の本~ノルウェー・ジェンダーフリー教育用テキスト』
・「ジェンダーフリーは止まらない」

指摘の4冊はタイトルに「ジェンダーフリー」とあるので挙げましたが、
「副題」ならいいのでしょうか? よくわかりません。
「ジェンダーフリーは止まらない」は見逃したのでしょうか?
とすると、ほかに「ジェンダーフリーを掲げている本」は
図書台帳から見つけられなかったのですが???
「世界日報」の9冊というのが間違いなのでしょうか??

せっかくコメントを書いて下さったんですから、
リストに入っていないと指摘された本を除くと、
排除されたのは残り18冊のうちのどれか、ということです。

『女という快楽』上野千鶴子/勁草書房/1986
『接近遭遇』上野千鶴子対談集/勁草書房/1988
『スカートの下の劇場』上野千鶴子/河出書房新社/1989
『売買春解体新書』上野千鶴子×宮台真司/つげ書房新書/1999
『きっと変えられる性差別語―私たちのガイドライン 』三省堂/
上野千鶴子+メディアの中の性差別を考える会/1996
『女は世界を救えるか』上野千鶴子/勁草書房/1986
『90年代のアダムとイブ』上野千鶴子/日本放送出版/1991
『恋愛テクロジー ニューフェミニストレビュー1』/学陽書房/1990
『色と欲』上野千鶴子編/小学館/1996
『リプロダクツヘルスと環境』上野千鶴子・綿貫礼子/工作社/1996
『キャンパス性差別事情ストップザアカハラ』上野千鶴子編/三省堂 /1997
『マザコン少年の末路 増補版』上野千鶴子/河合文化研究所
『トンデレラ姫物語』バベット・コール著上野千鶴子訳/松香堂/1995
『シンデレ王子の冒険』バベット・コール著上野千鶴子訳/松香堂/1995
『女の子に贈るなりたい自分になれる本』学陽書房 /2003
『日本社会 21世紀へのキーワード』上野千鶴子×中村雄二郎/岩波書店 /1999
『当事者主権』野千鶴子・中西正司/岩波書店/2003
『老いる準備―介護することされること』上野千鶴子/学陽書房/2005


それにしても、上野さんの本30冊すべてを排除したんじゃないのなら、
どんな基準で、排除本とそうでない本を決めたんでしょう。
『ジェンダーフリーは止まらない』と『女遊び』はセーフなんですか?
いったい上野さんの本の、どこが危ないんだろう?
まさか、「近藤さんが危ないと思ったから」だけだったら、
それこそ、恣意的な選別ですよ。
国(内閣府)までが「排除はまずい」と動いたと聞いているのですが、
そんな個人的趣味の150冊のリストを元に県が本を排除したらのなら
「県民の意見に真摯に対応」では済まない話です。

近藤さんには、わたしか挙げた本が間違いだと言うのなら、
どんな根拠で2600冊の中から150冊の本を選んだのか、
「選定基準」をあきらかにしてもらいたいですね。

来月には情報非公開処分取消訴訟も提起することだし、
こうなったら、司法の場で争って県の違法を認めさせ、
晴れて、150冊のすべてを白日の元にさらしたい!

>投稿する以上はぜひ正確にお願いしたいと思います。
推測で書くのはよろしくないですね。


近藤實さんの指摘にはこうお答えしておきます。

わたしは排除本リストの情報非公開取消訴訟の選定当事者ですから、
「排除本リストを公開させたら正確に書きます」。

>今回の件で、書籍の内容についての議論は全くされていません。

中身の議論はそれからです。

  
ムクゲと黄ヘメロカリスが咲きました。
  


人気ブログランキングに参加中
墨塗りリストを公開させたいあなた

クリックしてね。



コメント (23)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 速報!上野千鶴子さんら公開... | トップ | 十六ササゲ・ミラクルコーン... »
最新の画像もっと見る

23 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
富士山2000さんにお返事 (みどり)
2006-08-06 11:44:31
★富士山2000さん

>横からコメントを控えて、お二人の議論を注目しておりますので、このまま終わるのは残念です。



わたしも、彼が本人なら聞きたいことはありますから、このまま終わりたくはないですよ。

とはいえ、わたしが「不愉快だ」「嫌だ」といってることを、ドンドンしてくるんですから、かみ合った議論のしようがありません。

ひとのブログに土足で踏み込むような、近藤さんの、こういうしつこいやり方は、人に対する礼儀知らずです。

あなたとだって、意見の違いはあるけれど、こういうことは今までされたことがないから、わたしは礼儀正しく(笑)、応答しているつもりです。



>I福井女性会議のようにならない事をお願いします。



ちゃんと、コメントの場を提供しているのですから、同じになりようがないですよ。

近藤さんの「保留中のコメント」は、「goo禁止事項」に反しているとの判断で、管理者として「保留」にしてあります。

観客には読めなくて申し訳ないのですが、削除はしてないですよ。

返信する
お願い (富士山2000)
2006-08-06 11:20:56
 横からコメントを控えて、お二人の議論を注目しておりますので、このまま終わるのは残念です。

 I福井女性会議のようにならない事をお願いします。
返信する
上記投稿は保留にします。 (みどり)
2006-08-06 08:40:30
★近藤さま



あなたからのメールをお待ちしているのに、届きません。

わたしは個別の本の議論はしない、と再三いっているのに、それを無視して、人のブログにさらに本の内容に踏み込んだ記述をされるのは、やめてください。とても不愉快です。

どんな本が排除になったのか、現時点の

わたしは「わからない」という立場です。だからこそ、「情報非公開処分取消訴訟」を提起します。

あなたは分かるとおっしゃますが、それはあなたが「リストの作成者」だからです。県が墨塗りをして(公開された)文書が、あなたがいうものと同じかどうか、あなたにだって分からないはずです。

「世界日報」に上げられた図書は、あくまで「世界日報」が入手した情報で、それが県の公文書とおなじものだという確認もできていません。

ですから、「伝聞情報(2次情報)にすぎません。わたしは、当面は福井県に対して「墨塗りリストの公開を求める」ことを目的にしています。

わたしは、「どんな本が排除されたか」が重要ではないと思っていません。リストが公開されれば、一目瞭然なのでも当然に議論が巻き起こるでしょう。その当事者は一義的に著者です。

わたしは、長年の上野さんの本の愛読者ですし、読書会も続けています。あなたがあげられた本は持っています。

だからといって、わたしが本をどう読んだか、をあなたと議論したいと思いません。

あなたが、本の一部をあげつらって引用されるのは、とても不愉快です。



あなたは、「前の本の引用部分の削除を了解された」のに、おなじことを繰り返されるとは、理解できません。



よって、あなたの上記の長文の投稿は、本の引用部分が多いので、管理者として、以下を残して、保留にさせていただきます。



------------------------------------



上野さん書籍の内容について (近藤實)



2006-08-06 07:36:54



みどりさんへ、おはようございます



☆ みどりさんのついて基本的考えについて

 みどりさんの基本的考えについては、何度も読み返しました。でも、どうしてもよく分らないことが多いです。私は、書籍の内容は、とても重要なことだと思います。これまで、3冊の本について問題となる記述を指摘してきましたが、みどりさんには、どういう観点からそれらの記述が男女共同参画のために必要なものであるということを、具体的に指摘していただきたいと思っています。福井県生活学習館は、県の男女参画センターですし、公費で書籍を購入しているわけです。当然男女参画にふさわしい本を置くべきです。

 実は、7月1日、アイ女性会議の人たちと、話合いをしたのですが、その時もなんら書籍の内容についての回答はありませんでした。いろいろな本があってもよいというだけのことでした。

 私は、今のみどりさんの態度は、卑怯(失礼)だと思います。今回は、上野千鶴子さんの本について、記述いたしますので、ぜひ回答を、お願いいたします。



------------------------------------

最初から言っていますが、内容について、この場で議論するつもりありません。

さらに、おなじことを繰り返されるようでしたら、あなたのコメントを「公開」をしません。

議論のイロハも知らずに、ご自分の意見をただ一方的に書き込んでいらっしゃるとは!これでは話になりませんね。



いずれにせよ、あなたが議論をのぞむなら、あなたを確認するために、まず個別メールをお待ちしています。



返信する
コメント拝読。 (みどり)
2006-08-05 07:51:27
★Bruckner05さん

ご意見、拝読しました。

ご協力いただけるようなので、このコメントを「保留」にはしません。



>以後、おかしなことがない限り、横レスは控えます。きちんと公開の場で議論されるよう希望します。(なお、おかしなことがあれば、いつでもしゃしゃり出るつもりです。)



わたしもふだんなら「横レス」にも、記事に関係ないコメントに対しても寛容ですよ。近藤さんが反論を書き、わたしが応答しようとしているのに、横槍を入れないで下さい、ということです。

今後、不用意に「しゃしゃり出る」場面がありましたら、遠慮なく保留にさせていただきますので、よろしく。

返信する
お返事 (Bruckner05)
2006-08-05 07:21:47
私は「常識の範囲内で」と書いています。嫌がらせをしてよいとは言ってません。また自ブログを公開している者は、半ば身元を証しているようなものだから、そう簡単に嫌がらせなどしませんよ。私は横レスすら拒否しようとする狭量さに対し、それは余りにブログの常識と違うと指摘したのです。



「おかしなこと」かどうかはあなたが判断するのではありません。読者が判断するのです。あなたが正論を書いたと思っても、読者はそうは見ないかもしれない。例えば、「小泉首相は8月15日に靖国参拝すべきだ」と誰かが書けば、「参拝すべきでない」派が大挙して批判に来るかもしれない。後者にとって前者の意見は「おかしなこと」になるのです。



横レスも拒否するのは、管理者の交通整理とはいえませんね。非常識です。リンクフリーが原則の世界で、いちいちリンクに許可を得よ、というようなもの。気に入らないコメントは無視すればいい。しかしあなたが無視したコメントが読者には有益なこともあります。「書くな」というのは言論封じだということが分かりませんか。



>「性別の押し付け」のコメントにいたっては、非常に不愉快です。



非常に不愉快なのはあなたの近藤さんに対する態度です。性器云々の言葉が出てきたら不愉快なのですか。しかしそういう不愉快な文章を含む「男女共同参画関連本」を公金で買ったのは福井県の参画センターですよ。同センターがそんな本を買わなければ、そもそも近藤さんがそんな指摘をする必要もなかったのです。



>「男性が女性に対して」する性的嫌がらせはセクハラですし、身近な人からの暴力はDVですよ。性別による差別や抑圧、暴力が現実にあり、男女平等がちっとも実現しないから、個別法である「基本法」ができたのですよ。「性別にかかわりなく」というのを「性別がない」と受け取るのは、あなたの読み違いです。



冗談はよしてください。男性が女性に対して性器を云々すると自動的に性的嫌がらせになるんですか。それなら、男性教諭が学校でやる性教育は全部セクハラじゃないですか。授業は強制なんですよ。



「性別にかかわりなく」は、基本法において、「男は~、女は~」というように性別でくくった見方を他者に押しつけることが、その人の個性や人権を侵害する行為だから止めましょう、という意味です。「男ならこうすべき、女ならこうすべき」というジェンダーのとらわれから自由になろうというのが基本法の理念でしょう。ところがセクハラは「男は女にこうすべきでない」という性別でくくった見方を一方的に押しつけています。全く矛盾しているのです。一方で男だの女だのにこだわるな、といいながら、他方では、女にはこうしてはいけない、ああしてはいけない、という女だけに特化した決まりをつくる。これが矛盾でなくてなんだというのです? 基本法を支持するあなたが、近藤さんの引用を、男だ女だということを言わずに、「ただ1人の人間として自分は嫌なのだ」と仰るなら筋は通りますよ。しかしあなたはそう言っていない。だから批判したのです。



>せっかく近藤さんがわたしの考えを受け入れて差しで議論をしよう思っているのに、



近藤さんという方は相当にできた方ですよ。私ならとっくにぶち切れています。しかし「差しで議論をしよう」という所に来ているのなら大変結構。一応、言いたいことは言ったので、以後、おかしなことがない限り、横レスは控えます。きちんと公開の場で議論されるよう希望します。(なお、おかしなことがあれば、いつでもしゃしゃり出るつもりです。)

返信する
近藤さんへ (みどり)
2006-08-04 06:36:45
★近藤さん

わたしは、まだ管理者として、他の訪問者の交通整理するのに手間をとられていて、あなたのコメントにレスポンスすらする余裕がありませな。

スタートラインに着く前に、次々に質問を書くのはやめていただきたい。

それにあなたは前提となる、わたしの基本的な考えを無視しているように思います。



●「わたしの基本的な考え。

2)おなじ理由で、わたしは一冊ずつの内容の議論に踏み込むつもりはありません」について



わたしは「個別の本について議論しない」と再三いっているじゃないですか。現時点で、書籍の内容の議論が重要だとは思いません。わたしは、「排除しようとした行為」そのものを問題だと思っていますし、それは一冊でも200冊でもあまり変わりません。

ここは平行線です。

公式には、情報公開で墨塗りをもらっているわけですから、司法の場で全面公開を勝ち取って、明らかにしたいと思います。

本の内容で議論をふっかけるのでしたら、わたしとではなく、よそでやってください。わたしのブログは、あなたの個人的思想を開陳する場ではありません。

なお、著者(当事者)の伊田さんからも、すでにあなたの間違いが指摘されたわけですから、わたしのブログで、他人の書いた本を議論するつもりはありません。

私の本(上野さんと共著本)に対する指摘でしたら、お答えするつもりはありますが、残念ながら排除本ではないようですね(笑)。

--------------------------------

4) 会員、他の投稿者又は第三者の財産、信用、名誉、プライバシーを侵害する場合

(6) 会員、他の投稿者又は第三者に不利益を与える場合

(7) 会員、他の投稿者又は第三者に対する誹謗中傷の場合

(9) 自己又は第三者の営業に関する宣伝のみを目的にする場合

(10) 未成年者に対し悪影響があると判断される場合

(14)その他、当社が不適当と判断する場合

---------------------------------------

なお、申し添えれば、あなたが「排除せよ」と指摘した本が公開されれば、あなたは、著者および出版社から「名誉毀損」に問われる可能性がありますよ。



●「わたしの基本的な考え。

1)フェアな議論をしたいのでしたら、まずあなたが、わたしの疑問に答えてください」について。



>☆☆「個人メールでの話し」の件

わたしたちの議論に関心を持っていらっしゃる方も多いと思います。もう少し、このブログを使わせていただき意見交換をしたいと思います。適当な時点で、個人メールで話をすることは考慮いたします。



わたしが「一度個人メールをいただけませんか」と書いたのは、まずあなたが実在の近藤さんがどうか確認して担保する意味もあります。

つまり、「客観的に確認したいなら、2人だけでまずメール交換」ということです。そこでいくつか個人的な質問をさせていただきたいと思います。



返信する
書籍の判断基準について(再)ほか (近藤實)
2006-08-04 00:11:28
みどりさんへ



☆☆「書籍の判断基準」は以下のとおりです。

男女共同参画基本計画(第2次)

 第2部、施策の基本的方向と具体的施策

 2、男女共同参画の視点に立った社会制度慣行の見直し、意識の改革

 (2)国民的広がりを持った広報・啓発活動

 *社会的性別の視点

  1、(中略)社会制度・慣行の見直しを行う際には社会的合意を得ながら進める必要がある。(近藤判断基準A)

  2、「ジェンダー・フリー」という用語を使用して、性差を否定したり、男らしさ、女らしさや男女の区別をなくして人間の中性化を目指すこと(近藤判断基準B)、また、家族やひな祭り等の伝統文化を否定すること(近藤判断基準C)は、国民が求める男女共同参画社会とは異なる。例えば、児童生徒の発達段階を踏まえない行き過ぎた性教育、男女同室着替え、男女同室宿泊、男女混合騎馬戦等の事例はきわめて非常識(近藤判断基準D)である。(以下略)



基本的に、上記のA、B、C、Dの判断基準を元に選定しています。



ところで、みどりさんの判断基準はありますか?(質問1)



☆☆「個人メールでの話し」の件

わたしたちの議論に関心を持っていらっしゃる方も多いと思います。もう少し、このブログを使わせていただき意見交換をしたいと思います。適当な時点で、個人メールで話をすることは考慮いたします。



☆☆「コメントを投稿する際の基本的ルール」についての質問(質問2)



「あなたは goo規約に同意して投稿されていますので、『禁止事項および3』もよく読み直してください。」

  第8条(禁止事項)

    ......

(略)

「あなたの投稿は、このいくつかに抵触すると思います....」



とのことでした。私は、何度も読み返したのですが、どれに抵触するのか分りません。すみませんが、どの事項に抵触するのか指摘してください。



☆☆優しい去勢のためにの削除について



すみませんが、みどりさんのほうで行ってください。削除することは了解いたしましたが、本当はとても重要な引用なので、私自身で削除することは勘弁いただきたい。goo規約の第8条2,3によれば「当社」はコメントの削除が出来ると思います。



☆☆「シングル単位の社会論」の具体的記述について



(私、近藤は、家族をとても大切にしています。妻と子どもが4人います。父親、母親も老齢になりましたが健在です。いろいろ大変なこともありますが、みんなで力をあわせてがんばっています。妻と喧嘩もしますが、理解しあい助け合うよう努力しています。)



さて、「シングル単位の社会論」については以前、一度、簡単に具体的記述を紹介しました。(8ページ)「結婚も家族も幻想だ。愛し合い、話し合い、理解しあい、深い関係を作り、一生添い遂げることや、子どもを愛するすばらしさなんてのも、幻想に過ぎない。」

しかし、さらに次のような記述もあります。

(106ページ)「シングル単位の社会では結婚制度はなくなる。結婚に際しての届出がなくなる。国家・行政は、誰と誰が生計を一つにしているか、扶養義務があるかを知らない。関心を持たない。」

(107ページ)「親子関係も扶養義務でなく、むしろ権利として整理し、子どもは好きな人に育てられる権利、親は子育てをする権利があるとする」

この本の副題は、「ジェンダー・フリーな社会へ」ですが、上記の記述からも、家族を否定し、社会制度を変革、解体しようとすることが良く分ります。国が、また、福井県が目指す男女共同参画とは全く違います。



☆☆「ジェンダーを科学する」の具体的記述について



(87ページ)クィア・ファミリーの可能性

ファミリー・ロマンスの解体という目下のもくろみに限って言えば、まずは家族制度の見直しが考えられるであろう。(中略)同性愛者の築く家庭は、父、母、子という神話化された家族形態をパロディー化し、家族というものがパフォーマティヴであるという事実を突きつけてくるだろう。父、母、子で成り立つ家庭を築くことは、必ずしも人間の使命ではなく、まして本能でもない。父、母、子の関係は、子どもが生まれるときの遺伝子的結合を示しているに過ぎない。」

 これもまた、家族を否定する甚だ過激な思想で、国または、福井県がが目指す男女共同参画社会ではない。



みどりさんは、この2冊の書籍についてどう思いますか?(質問3)



書籍の内容の議論に踏み込むつもりはないとのことですが、重要なのは、書籍の内容です。どうかよろしくお願いします。

返信する
Bruckner05さんへ (みどり)
2006-08-03 05:39:32
★Bruckner05さん



朝起きて、コメント欄を見て驚きました。



>あなたは勘違いしておられる。ブログというのは全世界に公開されているのです。常識の範囲内で誰が何を書き込んでも良いのです。



ブログはインターネットで全世界に公開されているのは当然で、どなたでも読むことができます。そのことが「訪問者が好き勝手に何を書いてよい」とイコールだとは、わたしは思いません。

あなたが「常識の範囲内で誰が何を書き込んでも良いのです」という方針でご自分のブログを運営されるのは自由です。しかし、わたしはあなたとは違う考えと運営方針を持っています。

わたしはわたしで基本的な考えがあまりすし、加入しているgooも{規約」に禁止事項を持っています。先に近藤さんに書いた「コメントを投稿する際の基本的ルール」をお読みください。

せっかく近藤さんがわたしの考えを受け入れて差しで議論をしよう思っているのに、あなたが割り込んできたので話が進みません。



>だからこそ、おかしなことを書けば書き込みが殺到して、「炎上」だの「祭り」だののといった現象にもなる。



「おかしなこと」などどこにも書いていないではないですか。

わたしはあなたのことも存じ上げないのに、こういう書き方をされるのは「脅し」のように感じます。

わたしはあなたのコメントに対して、無視も削除もせずに、「コメントは意見としてお聞きしておきます。なお、イダさんに言いたいことがあるなら別のところで意見交換をしてください」とちゃんとお返事していますよ。



>およそブログの常識では考えられない。よってあなたの申し出は拒否します。



それはあなたの「ブログの常識」でしょう。わたしから見れば、管理者の交通整理の申し出を拒否するほうが非常識です。

ブログの運営方針は全員同じではなく、広く開放している方もあれば、投稿者を限定している方もあります。

「性別の押し付け」のコメントにいたっては、非常に不愉快です。「男性が女性に対して」する性的嫌がらせはセクハラですし、身近な人からの暴力はDVですよ。性別による差別や抑圧、暴力が現実にあり、男女平等がちっとも実現しないから、個別法である「基本法」ができたのですよ。「性別にかかわりなく」というのを「性別がない」と受け取るのは、あなたの読み違いです。

gooは保留機能を持っています(運営者が許可したものだけ公開できる機能)。今まで使ったことはありませんが、goo規約を守っていただけないなら、あなたの申し出どおり、「コメントは読んだ上で、今後、保留にする場合もある」ことをご承知ください。



★近藤實さん

ということなので、話がちっとも進みません。個人メールで話をしましょう。一度メールをいただけませんか。

みどり(midori@kenmin.net)

返信する
性別の押し付け (Bruckner05)
2006-08-03 03:24:17
>自分の意志で読みたいと持っていない性的表現を、男性のあなたが女性のわたしのブログに書き込むこと自体、セクハラですよ。



こういう発想は「性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会」という基本法の精神に反するのではありませんか。「男性が女性に云々」という性別でくくった捉え方は押し付けそのものです(基本法によれば)。
返信する
冷静な対話を望むだけです (Bruckner05)
2006-08-03 03:16:36
あなたは勘違いしておられる。ブログというのは全世界に公開されているのです。常識の範囲内で誰が何を書き込んでも良いのです。だからこそ、おかしなことを書けば書き込みが殺到して、「炎上」だの「祭り」だののといった現象にもなる。小生も何度も自ブログに匿名集中攻撃を受けてきましたが、その都度、逃げずに対処しました。小生は自ブログを公開している人間です。その「横レス」を拒否するとは、およそブログの常識では考えられない。よってあなたの申し出は拒否します。もし横レスが嫌なら、専用のコメント欄でも作って、近藤さんと徹底的に議論したらよいのです。私の書き込みが嫌なら、無視するか、書き込み拒否にしたらいいでしょう。



なお、イダヒロユキさんは自分のブログでコメント開放しない、一切の対話を拒否する心の狭い人ですから、よそでやりようがないのです。そんなダブルスタンダード人間が何を言おうと説得力は皆無ですが、とりあえず「コメント欄を開放せよ」以上のことを言うつもりはないです。ただ、彼には言いたいことのある人が一杯いますから、開放したら、書き込みが沢山来るかもしれませんね。受けて立つ覚悟が彼にあるかどうか。



あと、「自称・近藤實さん」という言い方はもう止めたらいかがですか。ここまでの書き込みで、彼が本人であることは明らかですよ。もしなりすましをしているのであれば、実在の近藤實さんが黙っちゃいないでしょう。客観的に確認したいなら、2人だけでまずメール交換でもしたらいいじゃないですか。文面からすると、彼は対話を希望しているのです。「焚書坑儒」という認識にも異を唱えています。近藤さんの書き込みは少しも挑発的ではない。自分の考えを正直に述べているだけです。
返信する
話に割り込まないで! (みどり)
2006-08-03 00:04:10
★イダヒロユキさん

自称・近藤實さんは本人かどうか分からない、というのがわたしの現時点の認識です。

わたしにとってはどちらでもよいことですが、「自称・近藤實」さんとの話が終わってないので、他の方のコメントが入ると話が複雑になりますので、近藤さんあてや、Bruckner05さんへのレスは、控えていただけませんか?



★Bruckner05さん

お久しぶりです。

上記と同じ理由で、近藤實さんとやりとりしているところに、いきなりの「横レス」は困ります。わたしの記事の「あなた」は近藤さんあてです。コメントは意見としてお聞きしておきます。

なお、イダさんに言いたいことがあるなら別のところで意見交換をしてください。



返信する
削除して再投稿してください。 (みどり)
2006-08-02 20:18:10
★近藤實さん

留守にしていて全部読んだのは、先ほどです。「横レス」など、たくさんコメントが来てますね。



>みどりさんへ

優しい去勢のためにからの引用文の削除を了解します。



コメントの一部削除はできないので、本の引用部分を削除したものを再投稿してください。



>選定基準A、B、C、Dと書きましたが括弧で括ったところそこの部分が消えてしまっていて不明瞭な形になっている



とのことですが、「選定基準A、B、C、D」って、どこをさすのか分かりませんので、この部分もちゃんと直していただいてもいいですよ。

いずれにしても、国の基本計画が、福井県生活学習館の本の選定基準になるというのは?????ですが。

いちおう、わたし、市民自治(自治体行政と議会)の本を2冊書いてますから、この分野には詳しいんです。

理由は、あらためて述べます。

返信する
イダヒロユキさん (Bruckner05)
2006-08-02 03:24:40
人様のブログに書き込む前に、まず自分のブログのコメント欄を開放したらどうですか。(大峰山の一件に見る如く)あなたは対話が信条じゃなかったのですか?
返信する
横レスです。 (Bruckner05)
2006-08-02 03:20:10
近藤さんが福井県推進員当事者だとすれば、実に勇気ある書き込みですね。応援しています。



>わたしは「黒塗り」リストで、なにも見えないん(ゼロ)ですから、「正確に書く」なんでできないし「推測で書く」しかないじゃないですか。



何を向きになっているのでしょうね。ゼロなんてことはないでしょ。本のタイトルのいくつかはどの新聞も報道したわけだし、世界日報には10冊だか20さつだかのリストが載っていましたね。「ゼロ」というのは明らかな嘘。嘘はよくないよ。



>あなたや生活学習館が個別の本の内容に踏み込んで「排除」しようとしたこと自体を、「思想信条の自由の侵害」と問題にしているのですから、それに同調するつもりはありません。



これでは議論に逃げてると言われても仕方ない。思想・信条の自由ですか。しかし参画センターは男女共同参画社会実現に資する本を集めるのが原則じゃないのですか。この原則にはずれているからクレームを付けてるわけでしょ。思想・信条の自由といっても公金で運営されているんですよ。一部のフェミニストが喜ぶだけの本では、福井県民は納得しないと思いますよ。本の中身に踏み込んで堂々と議論したらいいじゃない。



だいたい個別の図書館ですべての本を揃える必要はないのです。東京でも複数の図書館で一冊の本を共有し、その図書館にない場合はよその図書館から取り寄せて読むのです。主義主張に関係なく本を集めるのは一般図書館に任せればよい。しかし参画センターは、第2次基本計画に書き込まれた基準に沿って収集すべきだと思いますけどね。
返信する
伊田広行さんへ (近藤實)
2006-08-01 06:56:47
こんにちは、はじめまして。

私がジェンダーについて勉強しはじめたころ、伊田さんの「はじめて学ぶジェンダー論」(大月書店)を読ませてもらいました。とても違和感を覚えました。ただ、ジェンダーについて概略を理解できたと思います。

さて、撤去された本に伊田さんの本があるかということですが伊田さんの本は撤去されていません。

「シングル単位の社会論」は、家・家庭・福祉という分類の本棚にあるのですがその棚のものは何も撤去されていません。撤去されたのは、女性問題・男性問題の棚、性・こころ・からだの棚の本で、私がリストアップしたものです。
返信する
優しい去勢のためにからの引用文削除了解します (近藤實)
2006-08-01 06:39:32
みどりさんへ

優しい去勢のためにからの引用文の削除を了解します。



それから、

Re:本の引用の削除を(Unknown)

は、近藤が書いています。名前を入れたつもりでしたが、入っていなかったようです。失礼しました。



また、『性的表現はお断りします。今後はされないよう「警告」しておきます。』とのことなので今後配慮いたします。

ただ、撤去された「スカートの下の劇場」や「買売春解体新書」には性的表現がたくさん出てきます。「結婚帝国女の岐かれ道」の第5章は、”去勢しない限り暴力は続くのか”(みどりさんの投稿、福井県議会、小泉委員の質問から)のようです。上野千鶴子さんは結構過激な(卑猥な)性的表現を多く使っていますよ。上野さん自身のポリシーのように思います。

 誤解していただきたくないのは、「優しい去勢のために」から引用したのは、私が興味半分書いたのではないと言うことです。結構、核心部分だと思っています。
返信する
コメントを投稿する際の基本的ルール。 (みどり)
2006-07-31 01:46:16
★近藤實さん

ここは、わたしのblogですから、わたしの基本的な考えに同意できないのでしたら、議論するつもりはありません。

blogは、駅の掲示板のようなHPの掲示板と違い、他人の家を訪問するようなものです。知らない他人、とくに数日前にはじめてコメントを書かれたあなたの場合、本人かどうかも分からないのですから、わたしが不愉快に思うことをあえてされる人を、招き入れるものではありません。

それに、このblogを見にきていらっしゃるのは、圧倒的にお花つながり女性が多いのですから、あなたが必要だからと言っても、「この引用を趣味で行ったわけではあない」としても、わたしは読みたくないといっているのですから、強行するのは失礼というものです。わたしは、この本が不適切といっているのではなく、最初の例として、この文章をあえて引用してくるあなたが不愉快だと言っているのです。

最初のコメントで、最低限の礼儀も知らないのですか、と書いたことも読み返してください。あなたの第一印象は「むかっとした」ですから、とても悪いです。

このblogにコメントを書き込む人は、意見の違いはあっても、すくなくとも、その程度の礼儀はあります。

性的表現はお断りします、とお願いしましたので、今後はされないように「警告」しておきます。

なお、あなたは以下の「goo規約」に同意して投稿されていますので、「禁止事項および3」もよく読み直してください。

----------------------------------------

第8条(禁止事項)

1.投稿者は、本サービスを利用するにあたり、以下に該当し又はその恐れがあるコメントを投稿することはできません。

(1) 公序良俗に反する場合

(2) 犯罪的行為を助長し又はその実行を暗示する場合

(3) 会員、他の投稿者又は第三者の知的所有権(著作権・意匠権・特許権・実用新案権・ 商標権・ノウハウが含まれますがこれらに限定されません)を侵害する場合

(4) 会員、他の投稿者又は第三者の財産、信用、名誉、プライバシーを侵害する場合

(5) 法令に反する場合

(6) 会員、他の投稿者又は第三者に不利益を与える場合

(7) 会員、他の投稿者又は第三者に対する誹謗中傷の場合

(8) 選挙の事前運動、選挙運動又はこれらに類似する場合、及び公職選挙法に抵触する場合

(9) 自己又は第三者の営業に関する宣伝のみを目的にする場合

(10) 未成年者に対し悪影響があると判断される場合

(11) 本サービスの運営を妨げ、又は、当社の信用を毀損する場合

(12) 故意で虚偽のコメントを投稿する場合

(13)本規約に違反する場合

(14)その他、当社が不適当と判断する場合



2.当社は、投稿者が投稿したコメントが前項のいずれかに該当すると判断するときは、当該投稿者の承諾を得ることなく、かつその理由を投稿者に説明することなく当該コメントを削除することができるものとします。



3.投稿者は、会員ページにおいて、自己が投稿したコメントが第1項各号のいずれかに該当すると会員に判断された場合、投稿者の承諾を得ることなく、かつその理由を投稿者に説明することなく当該コメントが当該会員により削除されることがあることを承諾するものとします。

------------------------------------------------

あなたの投稿は、このいくつかに抵触すると思いますので、まず、以上のことを守っていただけることを約束してください。

なお、「みどりの一期一会」はわたしの運営するblogですから、いままでわたしの投稿が多いのは圧倒的に多いのは当然です。

「言論の自由を大切にする」には、議論するうえでの一定の同意が必要です。一方が不快な思いを我慢してしてする、ということと違います。とくにあなたは、わたしのblogの訪問者です。今後、「お客様」にもなれば「居直り強盗」にもなり得ます。

同意していただけるのでしたら、わたしの質問と反論を書きます。

同意していただけないのでしたら、わたしはあなたとこれ以上、議論する義務も責任もないので、お引き取り願いたい。

返信する
近藤さんへ (イダヒロユキ)
2006-07-31 01:02:59
伊田広行と申します。『シングル単位の社会論』の著者です。私の本の一部を引用され、「その著者の考えが一番よく現れている部分を選んでいる」とおっしゃいますが、近藤さんは私が使っている「幻想」という言葉を理解されているのでしょうか。理解されていないからこの表現が男女共同参画と無縁だと思われるようです。

文章の正しい理解をすることもなく、「その著者の考えが一番よく現れている部分を選んでいる」とおっしゃるところに、あなたの姿勢が出ています。



また意見が異なろうとも、それを排除することには賛成できません。また官僚的・行政的に政府の「男女共同参画基本計画(第2次)」の文言を利用して、男女共同参画にふさわしくないというレトリックですが、私は、この政府見解に批判的です。(日本女性学会・ジェンダー研究会編『Q&A 男女共同参画/ジェンダーフリー・バッシング―――バックラッシュへの徹底反論』のなかに「政府のジェンダー及びジェンダーフリーに関する見解について」で批判しています。)

「地方行政はお上(中央官僚)のいうことを無条件にきくべき」というお考えでしょうか。政治も行政も市民が主体的に参加して作り上げていくものでしょう。間違っていたら訂正すべきでしょう。しかも政府文書でも、ジェンダーフリーの言葉が入っている本を撤去せよなどとは述べていません。男女共同参画局も、そうしたことを意味しないと答えるでしょう。



近藤さん、私の本で撤去されたものについて教えてください。本人がその情報は出してもいいといっているのですからお願いいたします。私がイダ本人かどうかは、私のブログにコメントを載せますので、それで担保されると考えます。



返信する
Re:本の引用の削除を (Unknown)
2006-07-31 00:04:38
私は、この引用を、趣味で行ったわけではありません。

 本のタイトルとも深く関係するところであるし、著者は端書きで『「優しい去勢のために」と題した六篇のエッセーには、何とかして性器結合的性愛観を突き崩そうという情熱が込められ、二十代半ばから今に至るまで私が思い続けていることのエッセンスが凝縮されており愛着が深い』とも書いています。

 セクハラと言うコメントは納得できません。
返信する
Re:みどりさんの基本的考え (近藤實)
2006-07-30 23:49:23
1、『この議論はアンフェアである』ということ        私は、そうは思いません。私と、みどりさんの情報の差は基本的に、どの本が排除されたのかそのリストを持っているかどうかだと思います。ただし、私は、書籍リストのついて議論しているわけではありません。(県が公表しなくても私からいずれ公表しても良いと思っています。実はいくつかのマスコミにはすでに渡してありま。)

また、これまでのみどりさんの投稿の量と私のコメントの量を比較したとき圧倒的な差があります。もしアンフェアと言われるならこのまま中身の議論をせずにいることがアンフェアだと思います。

 みどりさんはじめ皆さんは、マスコミで報道された書籍名で判断し、それらを排除したことは、思想信条の侵害、禁書、焚書坑儒などと言われています。報道されていないその他の書籍で判断したわけではないと思います。

 私は、今回の件は、思想信条の自由・言論の自由の問題とは基本的に異なることだと思います。国の権力で、発禁にすると言うことではないからです。大学のどで、著者の講座をなくすと言うことでもありません。基本法、基本計画に基づいてふさわしい本は置けばよいしそうでない本は置かなければよいというだけのことです。ですから、私は、男女共同参画にふさわしいかどうかを先のコメントで述べた判断基準で判断したわけです。そして、ではどのような記述があるのかより具体的に示したいと思っているのです。何かおかしいでしょうか?

 また、「フェアな議論をしたいのなら私の疑問に答えてください」とのことですが、「選定基準を明らかにしてほしい」という質問にはお答えしたつもりです。これが一番重要なことではないでしょうか?

 ただし、私のコメントの中で、選定基準A、B、C、Dと書きましたが括弧で括ったところそこの部分が消えてしまっていて不明瞭な形になっていることをお詫びします。ともかく、基本計画(第2次)の社会的性別の視点を基準にしています。

実は、私はこの基準には不満があるのですが、行政(県)と議論するにあたっては、これによるしかありませんでした。ですから、皆さんとの議論に会っても当面この基準で進めたいと思っています。皆さんもこの基準に不満があることは推測できますが、今回の問題は男女共同参画行政にかかることなのですから...。



2、『書籍の議論に踏み込むつもりはない』ということ

  また、『数百ページの本の「文脈」がわからない一部を取り上げてそれがよいか中身の議論をするつもりはない』とも言われていますが、私は、出来るだけ、その著者の考えが一番よく現れている部分を選んでいるつもりです。

 みどりさんは、私の最初のコメントへの投稿の中で、選定基準は何なのかといわれてます。また、『「近藤さんが危ないと思ったから」だけだったらそれこそ恣意的な選別ですよ』とも言われました。私は、このことについて、真摯に答えているつもりです。それに対して、書籍の議論に踏み込むつもりはないと言われるのはおかしいと思います。重要なのは書籍の内容です。男女共同参画の考えにふさわしければ置けば良いしそうでなければ行政(県)の施設に置くことは不適切だと思うのですがおかしいでしょうか?ぜひとも十分議論したいと思っていますのでご了解ください。

 『あなたの持論はあなたのメディアで公表してください』につきましては、それなりに行ってきましたしこれからも行っていきます。ただ、これまで、みどりさんは、福井県書籍撤去問題で多くの投稿をされてきましたし、言論の自由を大切にされるかただと思います。このブログをご覧の方も関心を盛っていらっしゃると思いますので、もう少し続けさせてください。

返信する
本の引用の削除を。 (みどり)
2006-07-30 22:47:37
★近藤實さん



本の引用部分で、わたしの記事に書き込まれた内容は、あなたの責任で、削除したものを再投稿してください。

自分の意志で読みたいと持っていない性的表現を、男性のあなたが女性のわたしのブログに書き込むこと自体、セクハラですよ。

今後は一切、このようなことはやめてください。
返信する
わたしの基本的な考え (みどり)
2006-07-30 09:32:29
★近藤實さん

2度のコメントありがとうございます。

最初に基本的なわたしの考えを書いておきます。



1)何度も書いているように、この議論はアンフェアなものです。なぜなら、あなただけが情報を持っているからです。

あなたが持っている情報とわたしが知り得る情報に差がある事柄については、お答えする気になりません。

フェアな議論をしたいのでしたら、まずあなたが、わたしの疑問に答えてください。



2)おなじ理由で、わたしは一冊ずつの内容の議論に踏み込むつもりはありません。

●本文

「>投稿する以上はぜひ正確にお願いしたいと思います。

推測で書くのはよろしくないですね。



近藤實さんの指摘にはこうお答えしておきます。

わたしは排除本リストの情報非公開取消訴訟の選定当事者ですから、

「排除本リストを公開させたら正確に書きます」。



>今回の件で、書籍の内容についての議論は全くされていません。



中身の議論はそれからです。」

というのが、現時点のわたしの答えです。



>今後、他の書籍の内容も順次述べていきます。



わたしは、数百ページの「本」の文脈が分からない一部をとりあげて、(伝聞情報で)それがよいかどうかを議論するつもりはありません(通信作成中でその時間もない)。

そもそも、わたしは、あなたや生活学習館が個別の本の内容に踏み込んで「排除」しようとしたこと自体を、「思想信条の自由の侵害」と問題にしているのですから、それに同調するつもりはありません。わたしはダブルスタンダードではありませんから、これは、わたしが共感できる内容かどうかにかかわらず、すべての本について同じ立場です。

ここはあなたの考える「個別の本の内容についての持論」を展開し、「みなさまに」公表する場ではありませんので、議論はわたしの記事の範囲でお願いします。どうぞ、あなたの持論は、あなたのメディアなりで公表してください。

というわけで、入り口論議がすんでいないのに、中身の議論に入るのは差し控えていただきたい。



ブロクは投稿者の持論を展開する場ではありませんから、これは管理者としてのお願いでもあります。

とはいえ、最初にあなたの名前をあげたのはわたしの方ですから、あなたの反論権(コメントを投稿する権利)は守ります。



ということでいかがでしょう?

返信する
再投稿(近藤實さんコメント) (みどり)
2006-07-30 08:41:04
管理者・みどりです。

以下の近藤實さんのコメントを該当記事に再投稿します。

---------------------------------------

Re:コメントの指摘を受けて (近藤實)



2006-07-29 00:06:46



みどりさんへ

こんにちは、本当は、『コメントの指摘を受けて』 のところでコメントすべきだったのでしょうが、受け付けていない(何故?)とのことなので、こちらからコメントさせていただきます。

 わたしは「世界日報」などで「排除されたと報道されている本」が生活学習館の「備品台帳にある」のかを検証したのであって、45冊が「撤去された本だ」って書いてないですよ。

 とのことですが、 

生活学習館の備品の分厚い「図書台帳」から、排除されたと報道されている書籍などを特定した。

 と書いていらっしゃるのですから、45冊は撤去された本だということだったと思います。

 なお、「ジェンダーフリーは止まらない」「女遊び」は、現在行方不明とのことで、本棚にはありません(本日確認しました)。私が見落としていたわけではありません。私は、備品台帳のことは今回始めて知りました。私は、本棚の本を全部見て、おかしいと思われるリスト(190冊)を作りました。(うち150冊撤去)

 次回は、書籍の内容について、ぜひコメントさせて下さい。「スカートの下の劇場」「買売春解体新書」「優しい去勢のために」「シングル単位の社会論」「ジェンダーを科学する」などについて述べたいと思います。

 私には、これらの本が、男女共同参画とどう関係するのか全く理解できません。一つだけ例をあげれば、「シングル単位の社会論」には「結婚も家族も幻想だ。愛し合い、話し合い、理解し合い、深い関係を作り、一生添い遂げるということや、子どもを愛するすばらしさなんてものも、幻想に過ぎない」(8ページ)とあります。

 みどりさん(また、今回裁判をされる皆さん)は、この考えに同調されるのですか?

 その他の本を含め、詳細は次回にいたします。



返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

「ジェンダー図書排除」事件」カテゴリの最新記事