できたての遥洋子さんの最新刊『女ともだち』が届きました。
この本には、故木原光知子さんや上野千鶴子さんも、
「師と仰ぐ女ともだち」として登場。
わたしは、遥さんのファンで、日経BKの連載コラム
遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」を
愛読しているのだけど、このコラムを書くことになった
いきさつ(だと思う)もちゃんと載っています。
遥洋子ねっとわーく
本音でつきあえるのは、
夫でも子どもでもなく
あなたの隣にいる
心をゆるせる女ともだち
何はなくとも『女ともだち』、笑って泣いて、
そうそう、と共感するところの多い本です。


いっしょに 『おひとりさまの法律』(中澤まゆみ著)も届きました。
この本はいわずと知れた上野さんの『おひとりさまの老後』の法律(姉妹)編。
帯には、しっかりと、上野さんからのメッセージ。
おひとりさまになってしまったあなた、
おひとりさまになりたいあなた、
ずぅーっとおひとりさまのあなた、
法律は武器にも凶器にもなる
法律をつよーい味方につけて、
老後も死後ものりきろう
上野千鶴子 東京大学大学院教授
おひとりさまの「法律」 [著]中澤まゆみ 2008年11月26日 朝日新聞 ■まさかにそなえ、一家に一冊 ある日突然、夫を脳梗塞や心筋梗塞(こうそく)で亡くしたら、長年、考えていた離婚に踏み出そうと決意したら……。人生、何が起こるかわからない。 もともと独身は当然のこと、死別、離別をすれば、みんな最後は「おひとりさま」になる。超高齢社会の日本では、65歳以上の女性の5人に1人は「おひとりさま」だ。 本書はそんな「おひとりさま予備軍」を、強力にサポートするお役立ち本だ。たとえば夫が急死したときの葬儀から相続が「争続」になったとき、離婚の際の難題、お金、健康、老後の問題など、いざというときに慌てふためかないために社会の決めごとを知っておくに越したことはない。法律や制度を扱った本はあるが、難しいものが多い。が、ノンフィクション・ライターと弁護士(法律監修)のコンビによる本書は、徹底した当事者目線。施設に入居するとき、また手術のとき、成年後見制度の手続きや遺言を書くときの事例や体験をふんだんに取りあげている。それぞれに相談窓口やホームページの紹介もある。「知っていると知らないとでは大違い」、不安解消、知らなくてソンしないためにもおすすめ。自分の人生は自分で決め、「怖い老後」ではなく「明るい老後」を、というメッセージが聞こえてきそうな一冊だ。 ◇ 小西輝子 法律監修 (2008年11月26日 朝日新聞) |

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偶然ですが、年明けの新聞を読んでいて、
『おひとりさまの法律』(中澤まゆみ)・『女ともだち(遥洋子)』
と『おひとりさまの老後』と三冊並んだ「法研」の広告を見つけました。
三冊とも弘さん編集の本なので、うれしくてすぐに切り抜きました。

二冊の本は、年末からわが家に泊まりに来ていた母が、
真っ先に手に取り、帰るまでに完読しました。
「遥さん、上野さんのおともだちなんだって」とか、
「わたしも、ゆいごん書いとかなくちゃ」といいながら
「おひとりさま」ぐらしに戻って行った母は、
昨年入院中に、

『おひとりさまの老後』のサイン本をプレゼントしたので、
いまでは、すっかり上野さんのファンです(笑)。
上野さんからも年末に、連載中の「ケアの社会学」、
「第12章 ふたたびケア労働をめぐって--
グローバリゼーションとケア」(『at』14号)と、

NHKブックス別巻『思想地図』Vol.2、「特集・ジェネレーション」の
ロングインタビュー「世代間対立という罠」のコピーが届きました。


『at』は、「ケアの社会学」の連載を楽しみに読んでいるのですが、
まだ買ってなかったので、うれしいです。

●オルター・トレード・ジャパン/『at』編集室編
●950円+税 太田出版
届いたコピーは、年末にざっと読んで目からウロコ、
年が明けてから、あらためてじっくり読みました。
どちらも内容が、濃くて読み応えがあり、
読めば読むほど、かめばかむほど味があり、
いろいろと考えることの多い年のはじめです。
昨年、最後のお届け物。
福井から帰ってきたら「不在票」が入ってて、
『世界日報』から、特集「公立図書館のBL本(1)~(10)」
が載っている新聞が、二部ずつ届いていました。


この特集には、上野さんとわたしが、実名の名指しで載っているので、
同じ日に届いた堺市の監査結果といっしょに、
上野さんにお送りすることにしましょう。
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最後まで読んでくださってありがとう

「一期一会」に




