備忘録

史跡料亭 花月

2014-09-20 20:17:53 | 中国・四国・九州・離島
昔ながらの建物が残る丸山地区にある長崎県指定史跡の料亭。
 
丸山は遊廓が集められた地域で、丸山随一の太夫屋「引田屋本家」の建物・庭園を受け継いでいるとのこと。「花月(楼)」は引田屋の楼号だそうです。
食事の前に花月内を案内して下さいました。庭園だけで800坪あるとのこと。
 
龍馬の刀傷や歴史資料コーナーを見学、元の部屋に戻ります。
 
タイル張りの床に天井画がある、日本で初めての洋間。当時はタイルを表す言葉がなく「瓦の間」と呼ばれていたそうです
 
何とも言えない雰囲気。
 
隣の部屋の
 
朱塗の円卓で、
 
卓袱料理をいただきます。
 
最初は吸物、
 
豆腐、
 
刺身、
 
玉子、芋など、
 
海老、
 
豆、
 
鯨と続きます。
 
パイは、
 
ザクザク割って
 
熱燗もいただきながら、
 
冬瓜、
 
煮物、
 
角煮、
 
スープ、
 
食事、
 
果物。
 
そして〆のひと品、お汁粉。
 
歴史情緒のある建物で特殊な料理を食べることができたのは、貴重な体験でした。
こんなに畏まったところだとは夢にも思わず、とてもカジュアルな服装で来てしまったことが悔やまれます。
     (2014.09.20)

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