1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

ロシア科学アカデミー・シベリア支部(1)

2013-03-13 | ラジオ
本日2月8日はロシアの科学の日だ。1724年のこの日、ピョートル大帝がロシア科学アカデミーを創設した。現在アカデミーにはいくつかの支部がある。
内の一つで代表的なものがシベリア科学アカデミーだ。シベリア支部の研究成果は、しばしばアジア諸国の大きな関心を引いている。というのもシベリアは非常に応用科学が発達しているからだ。例えばレーザー物理学、生化学、地質学調査、医学、氷雪学、さらに応用力学に強いのがシベリア支部の特徴だ。

科学アカデミー・シベリア支部の常任委員会の理事、アセーエフ氏は昨年2012年という年を、シベリアの科学にとって極めて成功に満ちた年と呼んでいる。
昨年の重大なな出来事のなかで、アトラスとの提携による巨大ハドロンコライラーにおける実験で、ヒッグスボゾンを発見した、核物理学研究所の学者たちの実験への参加を挙げている。またシベリア支部にはイノベーテブな発明品も多くある。

「非常に重要な結果が自動化、電気化研究所で得られた。国際学術誌ネーチャーによると、シベリアの学者たちの開発、発明したものは2012年における世界最良の発明ベスト10に入っている。その発明とは世界最長のファイバーレーザーだ。このレーザーは気温やデフォーメーション、変形や、ひずみに極めて敏感であり、ロケットを含む飛行体などの複雑な構造物に搭載することを使命としている。
またこのレーザーは複雑で、テクニカルなシステムの状態についての貴重な情報を与えてくれる。この発見を応用するについては、現在いくつかのイノヴェイティヴな企業が作業を行っている」
理事のコメントを紹介した、

放送日が9日だったのに「本日2月8日」と言ってた。
ロシア科学アカデミー・シベリア支部(2)へ続く

おしゃべりな細胞たち 再生医療入門 すぐそこの未来を話そう
クリエーター情報なし
講談社

2月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル