あちこちで茅(チガヤ)の穂が風に揺れています。
子供の頃確かツンバナと言ったような気がするので、ばあちゃんに聞いたら当たりでした。
ばあちゃんの話では、出始めの穂は少し甘味があって子供の頃食べたそうです。こんなおやつだったら、絶対虫歯にはならないでしょうね。
ツンツンしているからツンバナ?なんて思っていたのですが、先日テレビを見ていてツバナというのが本名だと知りました。ツバナ=茅花=チガヤ(茅)の花ということです。
「つばな流し」という言葉も見つけました。初夏にチガヤの穂を渡る風ということは、湿気を含み雨を伴う南風のことだそうです。素敵な表現だなと思います。
きれいな景色ですが、畑にも飛んで来て広がるのは阻止しないと大変なことになります。