大晦日もお正月も、私にとっては通常の日々とあまり変わりません。
今日はビワの木の太い幹を下ろして、道を作りました。
私が子供の時に蒔いた種から、育ちに育って50数年経ったビワの木でした。
2010年の7月、何日もかけてまあちゃんに無数の枝を全部切ってもらいました。
あの暑い中、夢中で作業をしてくれたまあちゃんが、4年後突然大病を患って、
苦しみながら旅立ってしまうなんて、夢にも思わなかった頃でした。
太い幹は、2011年2月25日、世和土木の社長さんが伐って下さいました。
あれからもうすぐ7年、土に接触している幹はボロボロになりつつあります。
こうして土に帰っていくんですね。
夜、てんぷらを揚げて年越しそばをばあちゃんと食べました。
「今が一番幸せだよ。昔はいろいろあって辛かったけど。」
ばあちゃんはお世辞を言う人では無いので、本心だと思います。
いい一年だったと言えるのが、幸せなんだろうな。