MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

みどりの頃

2013-04-28 20:37:49 | 自然
多分一年の中で一番 緑色の美しさにワクワクしながら 仕事をしています。
当たり前ですが クヌギとコナラと栗と・・・葉っぱはみんな違う緑です。
以前は29日が「みどりの日」だったなあと 思い出しました。

長い間楽しませてくれたチューリップの最後の花が散り 今は矢車草があちこちで咲き始めました。
昔からある野生っぽいバラが ピンクと濃い赤色の花をたくさん咲かせています。

草刈りをしていると 雑草の美しさにハッとします。
ハルジオンやタンポポの群生を見ると 刈るのに気が引けますが そうもいきません。



土手で見つけたスイバの花が あまりにきれいでびっくりです。
調べてみたら 雌雄異株で 赤いのが雌 手の込んだつくりに見えます。
きれいな時はあっという間に過ぎ去るので 見るのは今!

4年前に友人から頂いたフジも 今が見る時です。



フジはエネルギーが旺盛なので 自然にまかせるとグングン伸びていきますから
木を大きくしないように ばあちゃんが気をつけて剪定してくれたおかげです。
今年は 舞妓さんの髪飾りのように花をつけ 芳香を漂わせています。

私が育てている花や木は 友人知人の思い出とつながっている物が多いです。
雑草や山の木は 私自身の思い出そのものです。
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マーマレード

2013-04-25 20:40:01 | 食べる
農園の横に 2本の甘夏の木があります。
ばあちゃんが来た時には既にあったというので 年は多分60代半ばだと想像します。
消毒も肥料もやらないのに 毎年ちゃんと実をつけます。
ばあちゃんの話では 最近の方が昔よりいい実がなるというのですが
それは 剪定をするようになったからではないかと思います。



昨日は雨だったので マーマレードを作ってみました。
作り方はいろいろあったので それらを参考にkomako風でやることにしました。
千切りにした皮を450g これは簡単 袋から出した実を700g これには手間がかかります。
種にもペクチンがたくさんあるというので 利用しました。

千切りの皮を水で少しもむように洗ってから 1回茹でましたが かなり苦いので
一度ザルにあげてから もう一度茹でこぼしました。



鍋に実と砂糖を入れ つぶしながら火にかけて その上に茹でた皮を入れて煮ました。
種も少量の水で煮たのですが まだヌルヌルしているので 味噌漉しに入れて一緒に煮ました。
煮詰めすぎないようにという注意書きが多かったので 一度早めに火を消して とろみ加減を確認しました。
砂糖は味をみながら増やしていき 最終的には700g使いました。
熱湯消毒しておいた小瓶に 熱いマーマレードを入れ すぐにふたをして 完成!

今朝食べてみましたが 普通のジャムよりサラッとしています。
味は 私にはOK。
マーマレードの面白いところは 甘さと酸っぱさだけではなくて 自分好みの苦味を調節できるところです。
作り方をちょっと変えるだけで 苦味は幅広く変えられると思います。

小さな蕾が出来始めたので 甘夏を全部取ったのですが かえって酸味が増している気がしました。
先日 種用に保存しておいたサツマイモを食べたら 冬に食べた時の甘さはありませんでした。
人間にとって美味しくなった後は 次の命の準備に取り掛かるということかな。
生きているということは 常に変化しているということ。 



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貴重な年

2013-04-22 20:56:13 | komako
冬に逆戻りしたかのように寒かった昨日の午後 まあちゃんが来てくれたので
ガルバリウムのトタン屋根が 完成しました。
まあちゃんの仕事を見ていると 次に何をやるのかわかってくるので 弟子になった気分。
私も一緒に仕事が出来て 楽しかったあ・・・。
金づちでトタン釘を打ち付けるのも 面白い!



最初の計画を少し変更しながら進めましたが バッチリ いい出来だと思います。
防水工事をした所が汚れてきたので デッキブラシでこすってきれいにし 完成写真を撮りました。

接木部分で折れてしまったキウイフルーツの 台木の方が3本伸びてきています。
雌の木の枝を 接木してみることにしました。
時期的には遅いかもしれませんが やるだけやってみようということで 挑戦。 



形成層をつなぐという理屈は よく分かるし面白そう・・・。
説明通りのやり方と自分勝手流のやり方で 2本接木をしてみました。
もしもうまくいけば このキウイ 今日が誕生日?
台木の1本は 次回のためにとっておきます。

接木の後 貸し農園を見に行くと また小さい草がかなり増えてきていました。
4月1日に管理機で耕してから3週間 今日はアメリカンレーキという道具でやってみました。
大きな鉄のくしで 畑の草をかじっていくような感じ まさに肉体労働です。
働いている実感を 味わいました。


私も本日で59才 貴重な一年にしたいと思います。
遺言とか散骨とか 最近そういうテレビに目が留まります。


コメント (2)
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よく見る

2013-04-19 21:58:23 | MAMMA情報
貸し農園の中の私の畑で 今年は一人でジャガイモを作ることにしたのですが
草がズンズン伸びてきました。
畝と畝の間は 先日三角の草かじりできれいにしておきました。
畝の方は ジャガイモの芽が出始めたので 草かじりでジャンジャンは出来ません。



写真の物より小さな芽の方が多いので 注意しながら手で草を抜きました。
芽が出る前なら 草かじりであっという間に終わる仕事に 何倍もの手間と時間をかけました。
草取りのタイミングをつかむこと 身にしみました。

雨漏り防止の為にプレハブを撤去した場所の周囲は これも古いトタン屋根です。
こちらも相当痛んでいて 雨が漏る部分を何度か修繕してきたのですが 
ばあちゃんが屋根を直したいと言うので またまた まあちゃんに相談して直すことにしました。



この屋根を作った人は とても手の込んだつくりをしていました。
昔のトタンは今の物より重く 切るのも大変だっただろうなと思います。
屋根を支える根太?が腐らないうちなら 古い屋根の上に新しいトタン板をはることができます。
二重屋根にすれば 丈夫なだけではなく断熱性も上がり 野菜の保存にますます便利になるはずです。

草取りも修繕も 早めのお手当て 大事です。
そのためには よく見ていることですね。
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花いかだ

2013-04-16 20:14:04 | 自然
防風林になっている檜林の土手の笹や小さな雑木を 草刈り機でジャンジャン刈りました。
野イチゴの花や可愛らしい小さな花をつけた木も 思い切って切ります。
いくら可愛くても このままにしておくと ジャングルのようになってしまいます。

切らないのは クロモジと山ツツジくらいでしたが 今回は嬉しい発見をしました。
花いかだの木です。
50センチくらいの細い木によく気がついたと 我ながら よしよしという感じ。
草刈り機の歯が触って切れてしまった物を 持ち帰りました。



「花いかだ」の名前を知ったのは 20年前。
勤務先の仲間で 山好きの物知り博士に 教わりました。
ほとんどのことをすぐに忘れる私ですが 初めて花いかだを見た時の景色は覚えています。
そういえば メジロをウグイスと思い込んでいた私に 違うと教えてくれたのも彼でした。

次に花いかだを見つけたのは 友人とグループホームや特養の見学に出かけた時でした。
あの時の風景も なぜか記憶に残っています。
多分10年位前のことだと思います。

もしかすると 何気なく見つけていたことはあるのかもしれませんが
その時の心の状態で 記憶ポケットに 入ったり入らなかったりするのかも・・・。
今回は バッチリ入ったようです。

調べてみたら 花いかだは雌雄異株だそうです。
雌株の葉には 花が1~2個 雄株の葉には 花が数個と書いてあったので
土手で見つけた木は 雄株ということになりそうです。

何て不思議で 心引かれる木 花いかだ。
花いかだで旅をする そんな夢 みたいものです。





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