MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

修塾式

2012-03-31 23:02:18 | まい ぺぇす
ここ数週間 土曜日毎の雨続きです。
今日は 「自然塾まいぺぇす」で たかちゃんとじゅんちゃんの修塾式?をしました。
5年前私が初めて作ったチラシを 生涯学習センターに置いた時
じゅんちゃんのお母さんが たまたまそれを見たのがきっかけでした。
小学校5年生から来たので ちょうど5年のお付き合いとなりました。

二人とも来月から高校生になり じゅんちゃんは東京へ引っ越すので 今日が最後のまいぺぇす。
記念に木をプレゼントしてくれるというので 遠慮なく希望の木を考えた結果
「花も実もある人生」がいいので 河津桜とハッサクをお願いしました。
一昨日 植木屋さんが届けてくれた木は 予想をはるかに超える大きな木でした。



雨にも負けず 風にも負けず 記念植樹をしました。
ハッサクは 甘夏の隣の南向きのいい場所に植えました。
河津桜は 台風15号で倒れたヒノキの根の横で 眺めのいい場所にしました。
時々強い風が吹き 雨も降っているので 楽な作業ではありませんが
だからこそ 忘れられない記念植樹となりました。

植木屋さんが運んできた木は 根を包んでひもでしっかり縛ってあったので
当然それらはとってから植えると思ったのですが 待てよと立ち止まりました。
私の当然は 私だけの当然かも・・・植木屋さんに電話で確認しました。
「よかったあ。」 そのまま植えるのが 植木屋さんの当然でした。
これも 忘れられない思い出になります。



リフォームの時 じゅんちゃんとたかちゃんに会っていたまあちゃんが
二人のために ケーキを買って来てくれました。
じゅんちゃんのお母さんも 手作りケーキを持って来てくれたので
超豪華版の お昼となりました。

ばあちゃんが作ってくれた いつものフライドポテトと
3人で何度も作ったカレーを お母さん達と一緒に食べてから
まあちゃんが買ってきてくれた5本のろうそくに 火をつけました。
「こんなに幸せなことってないよ。応援してくれる人がこんなにいて。」
本当に本当に美味しい 忘れられないケーキになりました。

私が作った小さい修塾証書を 一人ずつ読んで渡すと 
二人とも神妙な顔をして 「ありがとうございます」と言いました。
裏には 私からの一言を書かせてもらいました。

五年間 たかちゃんもじゅんちゃんも 私もばあちゃんも 成長したと思います。
桜の木を見るたび ハッサクの木を見るたび きっと二人を思い出します。
二人の未来に幸多かれ 応援してるよ。

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好きなこと

2012-03-28 21:41:58 | まい ぺぇす
勤めを辞めた時 子ども会の仕事で知り合った人に
「受験する息子の 数学をみてほしい。」と頼まれたことから始めた勉強の塾は 
去年の1月で 約14年の幕を下ろしたつもりでした。
ところが 受験用の学習塾に行った子の親から 12月になって突然電話。
どうしてもという依頼に 断ることができず 期間限定で始めました。

引き受けたのだから 自分も楽しんでやる というのが私の生き方
普段使わない脳細胞に 刺激を与えることができると思いました。
問題集や過去問 新聞に掲載された問題等への挑戦は 新鮮な気分でした。
 
自分も分からない時 必死であれやこれや考え 
それでも分からない場合は 自分の宿題にしました。
お風呂に入っていて 「これだ!」と思いついた瞬間 思わずにんまり。
これが 算数 数学の楽しさでしょうね。
 


最後の生徒も 運よく希望の高校に合格したのですが 
入学式前にテストがあるということで 今月一杯 勉強が延びました。
どんなことでも 夢中になれるというのは 嬉しいことです。
子供とつき合うのも 一緒に勉強するのも 好きなんだと思います。

昔 次男が 「いやなことはやらない。」と言った時 一瞬 ん?と思いました。
いやでも やらなければいけないこともある。
しかし どうしてもいやなことは 私もやらない。
そして やらないことの結果も 当然自分が受けとる。
そんな話をしたこと ふと思い出しました。

自分がやりたいように塾をやって いろんな子供と話をして
それはちょっと無いでしょう みたいなことも 多々経験して
もうすぐ 自由人16年目に入ります。 


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フルモデルチェンジ

2012-03-26 23:31:18 | komako
アジサイの引越しの次は 大斜面に作った東屋を解体し
その近くに植えてあったキウイとブドウを掘って とりあえず大きな鉢に移植しました。
キウイの棚をどこに作ろうか 今度はじっくり考えてから植えます。

東屋の支柱を抜いたら そこは池になっていてびっくりしました。
近くに水の道があり 粘土質の土なので 地面の下にぽっかりと水がたまってしまったのです。
去年植えた 甘柿の富有と次郎 そして 2本の椿も 引越しします。
 


今現在 大斜面の土に適応できていると思われる木は  クヌギとカエデ クロモジと山ツツジです。
やっぱり自然の物は 強いです。

今日は 一昨年の春 庭に移植したミカンの木を 裏の土手に植え替えました。
苗を買ってから5年くらいたっているので このまま庭に置くべきか悩みました。
庭に植えた時には 裏山をこんなにきれいにするとは 思ってもいませんでした。
これからの長いミカンの寿命を考えた時 やはり日当たりと水はけの良い場所の方が
ミカンも 気持ちよく 伸び伸びと暮らせると判断し 思い切って掘り起こしました。


ミカン                                      ニューサマーオレンジ

3年前に買って来たニューサマーオレンジの1本も 引越します。
甘夏の影に入ってしまうようで 以前から気になっていました。
まだあまり生長していないので これも意を決して動かします。

最初に植える時にも もちろんいろいろ考えて 植えたはずです。
太陽の動きと影のでき方 地面の温まり方 水はけの様子等
知らないことばかりだったことに またまた気づかされました。

今年は いろんな面で モデルチェンジの年のようです。
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アジサイの引越し

2012-03-23 11:06:35 | 自然
去年の2月15日のブログで紹介した 大斜面のアジサイ41本を 再び移植しました。
大斜面の一番上の段を アジサイの道にしたいと思って 挿し木で育てたアジサイを植えたのですが
ほとんど生長しない現実を見て 考えました。

大斜面は 昔 どこかの工事で出た土や石の処分場所になったらしく
大きな石もゴロゴロ入っていて 土は粘土質のべったりしたものです。
去年移植した時は 何度も腐葉土を運んで来て植えました。
植物が育つには 条件がとても悪いことはわかっていましたが 
アジサイは強いし 土が良くなければ大きくならなくてちょうどいい などと思って植えてしまいました。

厳しい条件で だめになってしまう物もあるかもしれない それも自然だから仕方が無い。
そう考えてせっせと植えたのでしたが ギリギリ踏ん張っている極小アジサイに 気づかされました。
去年植えた時より 小さくなっていたり 枯れてしまったように見えて 根元に小さな芽があったり。
「1年間 よく頑張った。申し訳ない! 引越しするよ。」
   


小さい物から掘って来て 根を洗うと いろんな根がありました。
写真は 最も瀕死状態だったアジサイで これ以外は 細かい根がぎっしり出ていました。
粘土質のベタベタ土の中で 何とか生き延びようと 必死に根を張っていたのだと思います。

小さいものだけ移植するつもりで始めましたが シャベルにつくベタベタの土を見て
アジサイの息苦しさを ひしひしと感じました。
「ここは アジサイが生きる場所ではない。無理をさせてごめん!」
去年必死で移植したアジサイを 全部掘って 根を洗い 
良い土の所へ 植え替えました。

2月4日に ほだ木三遷などと紹介しましたが アジサイも三遷です。
住めば都で 最初は厳しくても 次第に適応していくのが生物だろうと思っていました。
しかし 生きる土台である根を張る土を アジサイが自分の力で変えることはできません。
環境を変えられなければ 自分が変わる? それができればOK。
それができなければ 自分が移動すればいいのですが アジサイに足は無し。
あちこち移動させて 申し訳ないけれど おかげで一つ知恵がつきました。
失敗して 反省して やり直す そんな人生です。    
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2000個のシイタケ菌

2012-03-20 22:55:45 | 自然
2000個のシイタケの菌打ちが ようやく終了しました。

まず 電動ドリルで穴を開けます。
手伝いに来てくれた知人のドリルの威力はすごくて 
私のとは比べものにならない速さで 穴を開けてくれました。



おかげで ばあちゃんと二人で菌を打てました。
先を切ったミニ座薬のような形の木を 金づちで打つ仕事は
単純作業ですが 面白くて 気分がスッキリする仕事です。

菌を打った後は 仮伏せという状態にします。
原木のサイズがばらばらなので 井桁に組むのにも一工夫しました。



「気になる木」の下の畑が しばらくの間 原木のお休み処となります。
たくさん出来たので 来年 原木で売るというのもいいかなと思います。
家の庭でシイタケの出来るのを見たい人には 1本お勧めします。
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