ばあちゃんの通院日で、9時半の予約でした。
前回から出ていた関節リュウマチの治療薬、サラゾスルファピリジンという薬が、
朝夕2錠ずつに増えましたが、特に変わった様子はありません。
血液検査の炎症反応が増加しているからという事で増えたのですが、
それがリュウマチとは限らないようで、悪性腫瘍や他の理由の場合もあるとか。
もう少し詳しく聞きたい気持ちもありましたが、以前不愉快な思いをしているので、
よっぽどの時以外は、余分なことは言わないと決めてあります。
買い物をして帰って来てから、先日ばあちゃんが拾って来て皮をむき、
渋皮も大分取ったと言う栗を見つけました。
栗ご飯にしたいと思っていると知り、このままじゃ、まだ駄目だろうなと感じたので、
後は私が引き継ぐことにしました。
まず、すり鉢に栗を入れて水を入れ、手でゴロゴロ回してみようと思いました。
何回かやってみたら、水は濁って来ますが、渋皮は簡単には取れません。
今度は、1個ずつ、色々な面をすり鉢にこすりつけて取れるだけ取り、
結局、その後包丁で厚そうな部分を取り除くことになりました。
この仕事、集中してやっていると気分が悪くなって来て、
いつも感じたことのないイライラ感が襲って来ました。
私はこれが面倒だと分かっていたので、栗は茹でるだけでいい、
どうしても栗ご飯を食べたいという気持ちは、全くありません。
でも、ばあちゃんの「栗ご飯を食べたい」という執念?を感じたので、
それなら美味しく作りたいと考えた次第です。
頑張ってやり終わり、栗を半分に切って、いつもの圧力鍋で炊きました。
茶色く見えますが、渋皮が薄ーく残っているだけなので、大丈夫、
ご飯が薄ピンク色になっていました。
炊く時に味付けは一切せず、米と水と栗のみ。
食べる時に、好みの味をつける方がいい、栗の本当の甘さが分かる、
そう考えました。
中にも栗が入っていて、ゴマ塩を少しだけかけました。
ばあちゃんも大満足、美味しかったです。
ご飯用のパックに入れて冷凍したので、ばあちゃんもあと数回食べられます。
しばらく栗ご飯は作りたくない、それも本音です。