MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

ミニ竜巻

2013-02-28 18:34:56 | 自然
突然今日は 春のような陽気。
私の道作り最終日でしたが 土を掘るとブヨが出て来て まいりました。
この仕事には 凍らない程度の冬の寒さが最適です。

午後 道を作っていると これまた突然風が吹いてきました。
まさしく突風です。
コンクリートの防水工事をしている方を見ると いろんな物が舞っています。
すぐに風は収まったので ほっとし 道作りを再開しました。
その時点では まさかこんなことになっているとは 想像できませんでした。



「さっきの風で 落ち葉がくっついちゃったから 次回それをきれいにとってから また塗ります。」
ペンキ屋さんがそう言って 帰り支度をしていました。
一昨日防水塗料の1回目を塗り 今日は昨日の雨水を拭き取って 2回目を塗っていました。
3回目に 仕上げ剤を塗るのだそうです。
多分 ほとんど仕上がった頃 あの突風がやってきたようです。
「ここだけ竜巻のようだったよ。」 ペンキ屋さんは 淡々とそう言いました。

気の毒で 何と言っていいかわかりません。
小さなシイタケをあるだけ採って渡すと 焼いたら旨いねと喜んでくれました。

それまで築き上げたものが 一瞬で無くなる・・・。
考えてみると 珍しいことでは無いような気がします。
愚痴や泣き言を言わないのは プロだから当たり前かもしれませんが カッコいいと思いました。

ペンキ屋さんが帰った後 どうなっているのか見に行きました。
落ち葉や小さなゴミがいっぱいです。
「うわぁ 残酷物語だよ。せっかくきれいにやったのに! がっかり。」
ペンキ屋さんの代わりに 私がひとこと言いました。
でも めげないめげない。 
頑張って! ペンキ屋さん。  


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ミステリーツアー

2013-02-26 19:31:39 | komako
新潟県に行って来ました。
ここ数年 2月の下旬に 大雪体験をしています。
一年に一度は 別世界を味わおうと思っています。

どこに行くのか分からないというツアーなので 地図を見るのがまた楽しい。
中央道 圏央道 関越自動車道 スムーズに進み まずは本庄児玉でおり
原田のラスクで有名な ガトーフェスタハラダに行きました。
とてもおしゃれな工場があり 平日は工場見学ができるそうです。

秋間梅林では 午前中に梅祭りオープンイベントがあったという話ですが
まだほとんど花を見ることはできず 2本だけ花のある木を見つけました。
寒さで相当開花が遅れているようです。

 

梅がだめならロウバイをということで ろうばいの郷という所へ寄りました。
そこから見えた 妙義山と榛名山(だと思う) 
赤城山を入れて 上毛三山と言うそうですが こんな山は初めて見ました。

宿泊は水上温泉の松乃井 生温泉と言うそうです。 
露天風呂は私には熱かったですが 雪景色は素敵でした。

翌日は 関越トンネルを通って新潟に入りました。
日本で一番長いトンネル(約11キロ) いささか緊張します。
長いトンネルをぬけると そこは本当に雪国でした。
雪の量が 一気に増えました。

南魚沼市の塩沢駅近くにある 牧之(ぼくし)通りの町歩きが二日目のメインでした。



風情ある雁木作りや お店の雛飾りを楽しむということでしたが とてもとても・・・。
ジャンジャン吹き付ける雪 道路の雪を溶かすためのミニ噴水で 靴の中まで濡れました。
歩いているのは ツアー客だけです。
ここを歩くには 長靴は必需品 傘はあまり役に立ちません。

修行のような大雪体験になるとは まさしくミステリーでした。
屋根の上に食パンを置いたような雪が積もり 外で活動なんてできません。
雪国の暮らしを想像しながら 自分だったら毎日どうする?と考えました。
住めば都 きっと雪国の人は知恵を働かせて 春を待つのでしょう。

予定よりかなり早く帰途につきましたが さっきの天気は何?と驚くばかりの晴天に
あの長いトンネルはタイムマシーンだ そう思いました。
毎日外で仕事が出来る なんて幸せ! ありがたいです。 
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仕事

2013-02-23 19:40:24 | komako
静岡県では 今日は「富士山の日」ということで いろんなイベントがあったことと思います。
私はいつもと違う場所で 富士山の写真を撮ろうと思ったのですが 残念ながら見えません。

今週は久し振りの辛い頭痛とつきあい 痛みの経過を観察した一週間でした。
先週の土曜日の夕方から始まり 激しい痛みを経て次第に終息という 自然な感じでした。
猛烈に痛い時 (永久にこれが続くことはない。必ず終わる。)と 自分に言いきかせ 苦しい二日半を乗り越えました。
今日で頭痛がほぼ終了したようで ああ良かったという感じです。

プレハブ撤去の後 昨日は高圧洗浄機で丁寧に洗い 今日はモルタルを塗りに来てくれました。
多分親子だな そう思いました。



本来こういう仕事は 二人は一人の2倍では無いなと思います。
二人いれば ぐんと能率がいいはずです。

親が自分の子供に仕事を教えるというのは 本当に難しいものだと思います。
教える側と教えられる側 両方に共通の目標があって お互いが冷静でなければ成立しないでしょう。
親子故の厳しさと距離 若い時には なかなかわからないだろうと思います。

私の道作りも ゴールが見えてきました。



大斜面の一番上段に1本 2段目と3段目に2本ずつ 計5本の道を作りました。
数年前 草刈り機でカヤを刈るために各段1本ずつ作った道は 作り易い所に作ったので曲がっています。 
今年作った道は けっこう真っ直ぐ 自然にこうなりました。
気ままな一人仕事 なかなかいいんじゃない? あと少しで 終わってしまいます。

道を作っていると 下の畑から猫たちがじっと私を見ている 何度もそんなことがありました。
私の道を一番利用し ますます元気になるのは 彼らのようです。 
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プレハブ撤去

2013-02-20 18:52:14 | MAMMA情報
18日の朝から19日の昼過ぎまで あの寒さと雨の中 プレハブの解体が行われました。
雨漏りを止めるための解体作業なので 本音としては降っていない時の方がいい。
でも 解体屋さんにも仕事の都合がある訳だし 急な仕事を入れてくれた訳ですから 感謝です。

プレハブの中に荷物は無いので 屋根から取り壊しが始まりました。
リーダーが屋根に上って壊していくのですが その補助をする人が一人
もう一人は はずした物を小さくしたりして トラックに落とします。



数枚のベニヤ板と骨組みだけにするのに 2時間もかかりません。
雨が止んでくれないかなあと願ったのですが だんだんひどくなって来ました。
午後一度 解体した物の処理に出かけたのですが 今はきちんと仕分けして 全てリサイクルに回すそうです。

雨の中 鉄骨を1本1本切っていくのは大変だろうと思います。
ところが 働いている人に聞くと 火事の心配が無いのでかえって楽だと言います。
それに 体を動かしていると寒さは感じないとも言っていました。
その辺 ちょっとわかります。



一日でプレハブの撤去は完了し 次はプレハブの基礎部分のコンクリートをこわします。
しかし 二日目も悲しいかな 雨の中での作業となりました。
まあ考えようで コンクリの粉塵をあまりかぶらないで済むとも言えます。
ほとんど午前中で 終わったようです。



古いロッカーや昔の機械も片付けて頂いたお礼に お昼はカレーを食べてもらいました。
野菜ゴロゴロのバーモントカレー(中辛と辛口半々)と 大根とツナのサラダです。
もちろん 肉とツナとルー以外は全て自家製。
美味しいですと喜んで食べてくれたのが 嬉しい!

リーダーの人は 木や草花やきのこに詳しくて驚きました。
エノキダケって 榎に出るから エノキダケ! えっ?
スーパーのエノキダケとは 全然違うそうで それは納得。
ボリジーは 花だけではなくて若芽も食べられると言っていました。

きちんとした仕事をしてくれる人達でした。
頭だけで働く人より 体と頭と両方使う仕事をする人に憧れます。
寒さと雨の中だったので 一層心に残る二日間でした。 
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やっと耕せる

2013-02-17 17:58:40 | 
プレハブの片付けが一段落したので ばあちゃんは畑を耕し始めました。
今年は寒さで仕事が遅れ気味だった上に 予想外の雨漏りで 仕事の予定が狂ってしまったようです。

寒いと畑の土が凍ってしまって 耕せません。
私も大斜面の道作りをしているので よくわかります。
大斜面の土は粘土質で石もゴロゴロ入っているのですが 凍るとカチンカチンになり
1メートル道を作るのに 何と大変だったことか・・・。
2月に入り 土が凍らなくなってから同じ仕事をしてみて 本当によくわかりました。

秋から冬にかけて畑に運んだ草やカヤ 芋のつる等を 掘った溝の中に入れて土をかけます。
ばあちゃんは 何十年もこれを繰り返してきたわけです。



堆肥舎は集めた落ち葉で満タンなので これには土をかけねばなりません。
落ち葉が土になる 初めて見た時は ビックリでした。
何でも本物を見た方がいい そう思います。

今日は思いがけないお客さんが 来ました。
去年軽トラ市をしていた時に 数回寄ってくれた方です。
川崎と戸田の二地域居住をされているそうで 毎週上の道路を通るそうです。
今年に入って軽トラ市は冬眠中なので 様子を見に来てくれたようです。

仙人のような生活もいいと思いますが やっぱり人と会うのも楽しいです。
一歩踏み出すまでは いろいろ考えて 時間も必要です。
でも一歩前に出ると 見える景色が広がるのも事実だと実感します。
コメント (2)
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