MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

巨大落花生

2010-09-30 23:25:37 | 
さやが大きいという落花生の苗を頂いたので 今年初めて育ててみました。
ばあちゃんが普通の落花生より 畝幅も株間も広くとって 植えました。
まだ葉っぱも緑色ですが 早めに掘って軟らかいうちに食べよう ということにしました。
 


葉っぱも大きい 木も大きい さやも大きい。
でも いやいや だから ついている数は少ない。
普通の落花生と比べると その大きさたるや 一目瞭然。



「どうやって食べようか?」 「やっぱり 茹でるのがいいんじゃない?」
「さやのまま茹でるというのは ちょっとねぇ・・・。」 
そこで さやから実を出すことにしたのですが 指ではとても無理!

ばあちゃんが金づちで さやをバチンと叩いて割り 夜なべで実を取り出しました。
実はビックリする大きさですが とてもきれいな色で 茹でるにはちょうど良い感じ。
 
大きい物って 大味かと思いきや 今まで知らなかった味。
一つずつ ゆっくり味わって食べると 「これが落花生の味!」
10個くらいで 満腹になりました。


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相思華 (サンチョ)

2010-09-28 23:13:41 | 自然
朝のテレビで 埼玉県日高市の巾着田という場所を知りました。
彼岸花の群生地で有名だそうで 今が見頃ということです。

ばあちゃんの庭にも 突然彼岸花が現れました。


17:08 夕日を浴びて

昨日の静岡新聞の天気欄にあった 韓国でのヒガンバナの呼び名に 目が留まりました。
「花は葉を思い 葉は花を思う」という意味で 相思華(サンチョ)というのだそうです。
花を咲かせている時は 葉が見られず 花が咲き終わると 球根から葉を伸ばす。
日本でも ハミズハナミズ(葉見ず花見ず) という呼び名もあるそうです。

曼珠沙華という呼び名は いい感じだと思っていましたが
「見た人を悪から離れさせる力がある 天界の花」 という意味があるらしいです。
ユウレイバナとか シビトバナという ちょっと怖いような呼び名もあります。
球根は毒性があるけれど 何回も水でさらせば 食用でんぷんがとれるそうで
昔 飢饉の時には 役に立ったと思われます。
ばあちゃんの話では 冷湿布にも使えるようです。

花言葉もいろいろありましたが 「悲しい思い出」というのが 私にはしっくりきました。
突然現れて 一斉にパーッと咲き さっと消え去る。 カッコいい花です。

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何も無い心地良さ

2010-09-26 22:49:37 | おもしろい
一日半で 22畳の畳の表替えが終わりました。
昔は 畳職人が手作業でやった仕事も 当然今は機械作業です。
畳というのは 部屋に合わせて作るのだそうで
同じ場所に返さないと ぴったり入らないということです。

6畳の居間の畳を上げたら 板がガタガタするので あれ?
何と 釘を打ってない場所がたくさんあるのです。
大工さんの打ち忘れ? それにしては 多過ぎるような・・・。
畳屋さんが来る前に にわか大工気分で 100本以上の釘を打ちました。
錆びて折れている部分も打ち直して しっかり落ち着いた床板に
ばあちゃんは 「良かった。良かった。」と 安心した様子。



何も無いって いいなあと思います。
生きて行くのに 必要な物って そんなにいらないです。
自分の本当に好きな物を 自分で選んで ずっと大切に使いたい・・・。

8畳間で大の字  これぞ畳の幸せ



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初雪ってほんと?

2010-09-24 23:09:08 | 富士山
畳屋さんが来るので 今日は早く出かけて来ました。
縦貫道の塚原ICに近づくと なぜか渋滞 この時間だと混むのかなあ?
おかげで 車の窓を開けて 写真を撮ることが出来ました。
ばあちゃんの畑からも さわやかな富士山が見えました。


8:04  伊豆縦貫道より                           8:14 ばあちゃんの畑から

3日前なら 真夏の富士に見えたでしょうね。
夕方のニュースで 山頂に初雪と言っていたような気がします。
同じ景色でも 感じる温度差の違いに 我ながらビックリです。

畳は 表替えだけで 床は使えるということでした。
40数年経っているのに 昔の床の方が 材料も作りもいいのだそうです。
朝16畳持って行って 夕方には出来上がった畳を持って来てくれました。
残りの6畳を持ち帰り 明日の午後には完了です。

ばあちゃん 今夜眠れるかな?
畳のにおいは 興奮剤? 鎮静剤?

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栗の渋皮煮

2010-09-23 23:01:50 | 食べる
「いつ涼しくなるの? もうたまらん!」 昨日のグッタリが夢のような 雷と冷たい雨の秋分の日。
世の中 不思議なことや恐ろしいことがあるものだと ため息をつきつつ
自然界もまた然り どんでん返しのような二日間でした。

先日ばあちゃんが皮をむいた栗の 大きな物を分けてあったので 渋皮煮を作ってみました。
20年も昔 知り合いから頂いたことを思い出したので 夕べ作り方を調べておきました。


最初(重曹で茹でた1回目)                        最後(砂糖で煮ている)
                                
栗の渋というのは すごいものです。 染物に使えるでしょうね。
重曹を入れて茹でた後 水にさらしながら 手で丁寧に渋皮についている硬い筋を取る。
それを2回繰り返し 3回目に水からもう一度茹でる。
茹でたら水にしばらくつけて 水を切り 最後に水と砂糖と栗で15分煮て 自然にさます。
時間と手間と根気がいる作業です。


見つけた古い古い小皿に

茹でた後 一つ一つ水の中でそっとこすりながら 思いました。
知識とか経験の価値は 想像力を豊かにすることなのだと。

渋皮煮を作るのは とても手がかかって 大変なことだとわかっていたら
昔頂いた時に もっと味わって感謝して 食べたのではなかろうか・・・。
価値を知っている人に さしあげるべきだ・・・。
20年も経って 反省してしまいました。

ばあちゃんと試食しましたが 美味しいです!
私好みで 甘すぎず 栗の味が生きて 渋皮も旨い!
20年前の友人に プレゼントしたい気分です。 
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