MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

びっくり壁

2010-10-31 22:34:21 | komako
ばあちゃんの家 つまり私の実家は 築42、3年の古い家です。
ばあちゃんが住みやすくなるよう 先月台所を中心に あちこちリフォームしました。
畳替えの後 私が障子を張り終わって完了し ばあちゃんと二人で 
「こんなに快適になるんだあ。リフォームして よかったねぇ。」と 喜んでいました。

ところが今日 「あきれちゃったよ。まさかねぇ・・・。」 ばあちゃんが しみじみ言うのです。
驚きの場所は 居間の隅の 作りつけ洋服ダンスなのでありました。



ばあちゃんが引き出しを見たら 奥の方に何とネズミの糞が・・・。
ここの引き出しは かなり長い間使ってなかったらしく 気がつかなかったそうです。 
驚いて 引き出しを外に出したら もっともっと びーっくり!


びっくり壁                                   私の努力の後

引き出しの上の開き戸の方は 白い漆喰壁になっているので 
まさか 下だけこんな手抜き? 忘れた? 材料不足?
どうしてこんなことになっていたのか 想像がつきません。
左の壁の穴をかじって 多分ネズミは侵入したと思います。

意を決して 修繕開始。
長屋のリフォームで使った 化粧ベニヤが残っていたので それらを再利用しました。
ところが 真ん中の横棒が邪魔で 実に大変大変!
1時間半もかかってしまいましたが これで完璧でしょ。

家を建てる時 最初に普通にやっておけば 数分で済むことが
40数年経って 気づいて 「何とかせねば・・・。」 で1時間半。

40年経って やっと見えたということか。 
何年経っても 見えないことも あるだろうし
数分で なんかわかっちゃうことも ある。

やっぱり ごまかしは 絶対に いや!
 

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ソテツ

2010-10-28 23:04:27 | 自然
長屋の横の畑の土止めに エッチラオッチラ運んで来たのが シュロとソテツ。
なんとそのソテツから 子ソテツがたくさん出てきました。

現在


玄関の横にあったソテツを掘り出して ずっと野ざらしにしておいたのですが
何か どこかで活用できないものか ちらちら考え続けていました。
そして思いついたのが 畑の土止めというわけです。 
掘り出してから 1年3ヶ月経っていたので 完全に枯れていると思っていました。

2009.4.4


白いサクラが きれいに咲いています。

ソテツを掘ってしまおうと考えたのは 廊下からの眺めをさっぱりしたいからでした。
多分何十年もでんと構えていたものを とってしまうのは 相当な覚悟だったはず。
もちろん ばあちゃんの決断です。 やる時はやる ばあちゃんなのです。
掘ったのは 2008年のお正月頃でした。


2007.7.14 雄花                           2008.1.2 掘る前に

清水の龍華寺には 日本三大ソテツがあります。
私も一度 大事な人の葬儀がそこで行われたので その時見ました。

ソテツは 古生代末から中生代に栄え 生きた化石とも言われるようです。
ゆっくり生長するので 長生きなのでしょう。

二つほど 新しい芽を育ててみようかな?
掘り出されてから 2年半以上過ぎて 芽を出すなんて・・・。
自然は・・・やっぱり・・・すごい・・・です。

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ビワの木 3ヵ月後

2010-10-26 23:00:00 | おもしろい
ばあちゃんの手は 二日で元通り。 さすが!
でも 種蒔きをしようとしたら またスズメバチがやってきたそうです。
全身黒っぽい服なので また動物に間違われた?
今度はばあちゃん すぐ戻ってきて 明日の朝に種蒔きは延期しました。

7月5日6日 そして22日に紹介したビワの木が すごいです。



こんなに芽を出す必要 無いのに・・・。
野生の強さだなあと 思います。
ツツジやクヌギも ばっさり切ると そこからすごい数の芽を伸ばします。

50年以上も この場所から たくさんのことを眺めてきたビワの木ですが
また大きくなられては 困ります。
申し訳ないけれど 小さく こじんまりとしてもらうつもり。
それにしても 新しい葉っぱは やっぱりきれいです。

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共存共栄 痛っ!

2010-10-24 22:45:43 | スーパーばあちゃん
今日は 白菜とターサイの畝に 防虫ネットを張ることになっていました。
ネットを留めるタッカーを買って ばあちゃんの家に行くと あれまあ・・・。

「やられちゃったよ。」 ばあちゃんがにやにやして 言いました。
10月5日に紹介したスズメバチに 右手の甲を刺されたのだそうです。
巣の横の堆肥舎で土を掘っていたら 突然ハチが目の前に来て 手袋の上からチクッ!
「熊の手と間違えたんじゃないかなあ。両手を振り下ろしていたからね。」 だそうです。
 


大分腫れていましたが 本人は 「これくらい どうってことないよ。」
私も ばあちゃんなら多分大丈夫だとは思いました。が やっぱりちょっと心配。
それにしても ハチの毒ってすごい! 手袋の上からで こんなです。
種を蒔こうと耕したら ちょうど雨が降ってきたので 今日はここまででお茶にしました。

ばあちゃんの話では 刺した後 巣にはたくさんのハチが集まって 戦闘態勢を整えたらしいです。
ばあちゃんの手袋の手が 攻撃するように見えたのでしょうね。
ばあちゃんはすぐに手を洗いに行って ヘビイチゴの焼酎漬けをスプレーしたとか。

刺したハチは 死んでしまったのかなあと思い 調べてみました。
刺して死ぬのはミツバチだけで ほかのハチは 何度も刺せるのだそうです。
それから 刺すのは雌の働き蜂だけで 雄はぶんぶん言わせるだけで 刺さないんですって。

スズメバチの巣を見つけた時 取ってもらおうとは思いませんでした。
自然に存在するものには 何らかの意味があって 生き続けると思っています。
人間の都合だけで 簡単に抹殺してはいけないはず。
もちろん 命に関わることでもあるので その辺はよく考えて判断すべきこと。

来年は 近くに巣を作らせないように気をつけよう と話しました。
共存共栄 努力と注意と寛容かな。
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めひしば天国

2010-10-23 22:21:17 | 自然
1ヶ月ぶりの「まいぺぇす」の日なので 昨日は午後から 駐車場の草刈りをしました。
確か 9月の10日頃に 草刈りをしたはず。
ちょうど1ヵ月半くらい経ったと思うのですが 久し振りの駐車場は 雑草天国。



ばあちゃんが「はぐさ」と呼ぶ草が ぎっしり ふわふわ 全く土は見えません。
土手にたくさん生えていた せんだん草は ここではあまりありません。



ばあちゃんが 「昔はこんな風にして ぼんぼりだなんて言って 遊んだんだよ。」と言いました。
70年前の田舎の のどかな風景・・・ ばあちゃんはどんな子供だったのかなあ なんてふと思いました。

「はぐさ」というのは 調べてみたら「めひしば」というイネ科の草でした。
ずーっと 姿形は知っていたのに 本名は知らなかったということです。
草刈りをしながら 少しずつ雑草の名前を覚えられる 嬉しいことです。
めひしばも セイタカアワダチソウと同じく アレロパシーだということも 知りました。

春から何度も刈ったので 刈った草が自然に堆肥になり 土がどんどん肥えていく。
黒くて 軟らかくて とてもいい土になり そこからまた雑草がぐんぐん育つ。
ここでも 自然は 循環している・・・。

5時過ぎまで草刈りを頑張って 帰ったら 携帯に電話。
たかちゃんが熱でダウンして 「まいぺぇす」は 無し。
二人に会えなくなって ちょっとがっかりでしたが きれいになるのは いい気分。

目標があるというのは いいことです。
仕事も 勉強も 遊びも はかどること 間違いなし。
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