MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

旅立ち

2011-04-30 23:27:13 | komako
テレビ寺子屋という朝の番組で 相田みつをさんの息子さんが 話していました。
15~6年前 相田さんの詩を何度も読み返したことを 思い出します。

「憂い」という詩を読みながら 大震災を想いました。
いつか 憂いを知る人 優しい人間になれたらなあと思いました。
 


テレビの後 大親友に会いに行きました。
親族全員が集まり ベッドを囲んで ゆっくりと充実した時間を過ごし 
実に自然のまま 日が沈むように 静かに旅立ちました。

相田さんの詩に 「顔」 というのがあります。
仕事はなんでもいい
一生けんめいに生きている人の顔は みんな美しい
美しい顔になりたい

農業一筋の人生を全うした顔は 
満足気で 本当に美しい顔でした。 合掌。
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竹の子に帽子

2011-04-29 23:15:49 | おもしろい
農協のみどり祭りに 夏野菜の苗を買いに行きました。
毎年恒例の行事ですが 人ごみが苦手な私は 一度しか来たことがありません。
二度目の挑戦で 今日は開始10分前に来て並びました。

9時に販売が始まったのですが あまりに手際が悪くて 不思議でした。
毎年こうなの? どうして改善しないの? お金の計算 もっと簡単にできるよ。
当たり前を見直す 簡単そうで難しいこと? でもやるべき!
「もしドラ」でも イノベーションて言ってます。

午後ばあちゃんの家に行くと 「帽子をかぶった竹の子があるよ。」とおっしゃる。
さっそくカメラを持って 坂を下ると・・・!



なにこれ! どうしてこうなるの?
数年前に切った太い竹の下 つまり同じ場所から 竹の子が出てきたのです。
竹の子の力で 古い竹の節を突き破り 根元を持ち上げて 気づいたらこの姿。
見つけたばあちゃんは ちょっとどきどきものだったと想像します。

同じ場所から竹が出る 不思議なのか不思議でないのか・・・。
ばあちゃんと私にとっては 驚きで愉快で力強い現実です。
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大親友のお見舞い

2011-04-28 22:57:07 | komako
3月25日に満95歳を迎えられた 私の大親友 きゑ様のお見舞いに行って来ました。
平成11年からのお付き合いなので もうすぐ丸12年になります。

「立派な人には 立派なおぞいところがある。」とか 「幸せは 自分でつくる。」とか
「あんたのことは 神さんが帳面に書いてくれてあるよ。」とか 
はっとする話 楽しい話を たくさん聞かせて頂きました。
眠っている顔を見ながら デイサービスの送り迎えや 病院通いのこと
いろんなお店に二人で食事に行ったこと等 懐かしく思い出しました。



部屋のなんすん農協のカレンダーに 目が留まりました。
きゑ様と出会えて幸せだったなあと しみじみ思います。

信頼され 頼りにされて 自分なりに一生懸命やると すごく感謝される。
「ありがとう。ほんとに嬉しいよ。あんたのおかげで幸せだよ。」
その言葉と態度に 私自身どれだけ元気づけられ 癒されたことか・・・。
決して一方通行の関係ではなく 私もたくさんの力を頂きました。

2年前に近所の方から頂いたフジが 今年はいっぱいの蕾をつけています。
きゑ様を もう一度ばあちゃんの家に ご招待したいです。
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里芋植え

2011-04-27 22:10:08 | 
復活させた畑に 今年も里芋を植えることにしました。
ばあちゃんがせっせと草取りをして 鍬で耕し 私が自家製腐葉土を運びました。
この腐葉土は 去年ビワの葉をたくさん入れて 作ったものです。



竹の子芋 赤芽芋 ヤツガシラ ばあちゃんの好きな里芋 普通の里芋を植えるのですが
全部で14畝作り 今日は 7畝植えました。
竹の子芋だけは 株間を狭くし その他は60センチの株間です。

大斜面の東の端の斜面に 今年は私専用の里芋を 少しずつ植えるつもりです。
種類によっていろんな違いがあると思うので すぐに見に行ける場所が最適です。
もちろん無農薬無化学肥料で 土と自然の力だけで 勝手に育ってもらいます。
ずっと草ぼうぼうの場所なので どうなることでしょう?
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アスファルトを砕く

2011-04-26 21:43:49 | 自然
簡易舗装の坂道の真ん中が 今年もだんだん盛り上がって来たなあと思っていたら
ついに道路が口を開け 山のように隆起し始めました。
のこぎりを入れて切ろうとしたら ばあちゃんが言いました。
「くぎ抜きの長いので やってみよう。」

ばあちゃんがバールを探して来て 道路に膝をつき 割れ目をのぞきこみました。
そっとバールを入れて 見当をつけ 「えいっ!」



割れ目から取り出した竹の子は 無傷でこんなに可愛いものでした。
伸びる力 生きる力のすごさを またまた体感です。

常にちょっとずつ 確実に伸びる力は 
重石を置いても 押さえつけても
そんなのへっちゃらで 突き進む。

放置竹林は困りものですが 竹の強さとしなやかさは 魅力的です。
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