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まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

水無月に「水無月」食べてみました。7軒め

2011年06月15日 | グルメ・お土産

Imgp2590 水無月に「水無月を」食べるプロジェクト~とうとう7軒目です。今回の水無月は、写真を見ただけで、少し違う?とわかっていただけますでしょうか?

水無月は、三角の外郎の上に小豆が定番・・・そして、京都で外郎(ういろう)といえば、「五建外良屋(ごけんういろ)」さんです。安政2年(1855)、五条の建仁寺に六波羅蜜寺や清水寺参詣の人のため茶店を構えたのが始まりのお店です。

「水無月:4個入り:630円」です。種類は、白、黒砂糖、抹茶、栗とありました。全種類食べたいところですが、京都駅の八条側「近鉄みやこみち」の名店街で買ったんで、箱入りしか扱ってなく・・・とりあえず「栗」だけ、買ってみました。

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もちーっとした感じです。栗と小豆が甘くておいしいですが・・・これ水無月というか???これはこれでおいしいですが、水無月と思っていいのかなぁ~。いや、三角の外郎の上に小豆ですから、水無月ですね~。1週間ほど日持ちしますので、お土産におすすめです。

五建外良屋(ういろ) http://www.gokenuiro.jp/

【おまけ】祇園祭の蟷螂山前ぶろぐ】があるあたりを、外郎ノ町(ういろうのちょう)とする洛中図(1600年代のもの)が残っており、透頂香(とうちんこう)という薬を売る外郎(ういろう)氏が住んでいたとされます。透頂香とは、去痰や消臭(仁丹みたな?)に効く薬で、黒い色をしていました。その薬の色が、黒砂糖の(ういろう)の色と似ているから「ういろう」とよばれたそうです。また、外郎氏が、そのお菓子を作り客人をもてなしたから「ういろう」とも呼ばれたとか諸説あるようです。*京都の外郎氏一族が小田原に移住して、小田原にういろうが広まったそうです。ういろうを作ったのは京都外郎家の2代目とされますが、現在京都外郎家は衰退したそうです。

富山にいた頃は、ういろうといえば♪くやしかったらいってみな~白・黒・抹茶、上がり・コーヒー・ゆず・桜、七つの味が~♪CMの歌でおなじみの名古屋の青柳ういろうしか浮かばなかったんですが、どうやら、日本には、小田原、山口、など各地に名物のういろうがあるんですね~。水無月を食べるプロジェクト、深いなぁ~。^m^

水無月 まとめは【こちら】にて