まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

水無月に「水無月」食べてみました。8軒め

2011年06月16日 | グルメ・お土産

水無月に入り「水無月」を食べ続けているせいか、なんだか少し太ってきたような・・・今日こそ、運動もかねて宇治の三室戸寺の紫陽花苑【前ぶろぐ】へ出かけようと楽しみにしていたんですが、朝からあいにくの雨(T0T)今日は、おとなしく自宅待機しようと思いつつ・・・「あっ6月16日は和菓子の日だ!」と、思い出し、和菓子食べねば~と決心しました。和菓子といえば、今の季節はやはり「水無月」でしょう・・・。

和菓子の日とは、全国和菓子協会が昭和54年(西暦1979)、毎年6月16日に制定した記念日です。承和15年(西暦846:嘉祥元年)の夏、仁明天皇が御神託に基づいて、6月16日に16の数にちなんだお菓子や餅などを神前に供えて、疫病を除け健康招福を祈誓し、元号を「嘉祥」と改めた故事にちなんでいます。

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さて、本日は「笹屋伊織」さんの「水無月:210円」です。白と黒糖があります。写真を見てお気づきかと思いますが、なんだか見ためが(--)・・・これには、理由が・・・個包装されているため、透明フィルムから出したとき、少し崩れるんです。賞味期限は当日中です。

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特徴は上の乗った小豆がとーってもやわらかいことです。これには、驚き~初めての食感かも。小豆はしっかり豆粒が残っていて、多少歯ごたえのある皮がおいしく感じるものもありますが、こちらの小豆はほっこり、やわらかで甘くておいしいです。私的には黒糖がおススメです。もっちりやわらかめの外郎と甘い小豆・・・なんか懐かしい味がします。

Imgp2622_2笹屋伊織さんは、享保元年(1716)創業で、伊勢の国の城下町で和菓子職人をしていた初代の笹屋伊兵衛が御所の御用を仰せつかり、京へと呼び寄せられたことから始まります。菓子箱に「平安京左市遺店菓匠最旧老舗笹屋伊織」の絵が描かれています。この絵を見るとお客さんが店頭でお饅頭?お餅?らしきものを口に入れています。イートイン?しかも、男性客。(^m^)献上菓子を作るような格の高いお店も、一般人が気軽に立ち寄れたんですね~。(たぶん)

現在の店主は10代目です。現在、本店は京都駅から徒歩15分ほどの七条通大宮西入にあり、全国に店舗があります。なんと富山大和にもあります。(@Д@;)

5代目が考案された東寺の弘法市の前後3日間限定の「どら焼」が有名です。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】*弘法さんの時は東寺東門を出て、北へ30メートルほど歩くとどら焼きの出店が出ています。カフェも紹介しています。【前ぶろぐ

京菓匠 笹屋伊織 http://www.sasayaiori.com/ JR京都伊勢丹店にも水無月ありました。

水無月 まとめは【こちら】にて