水無月に「水無月を」食べるプロジェクト~とうとう7軒目です。今回の水無月は、写真を見ただけで、少し違う?とわかっていただけますでしょうか?
水無月は、三角の外郎の上に小豆が定番・・・そして、京都で外郎(ういろう)といえば、「五建外良屋(ごけんういろ)」さんです。安政2年(1855)、五条の建仁寺に六波羅蜜寺や清水寺参詣の人のため茶店を構えたのが始まりのお店です。
「水無月:4個入り:630円」です。種類は、白、黒砂糖、抹茶、栗とありました。全種類食べたいところですが、京都駅の八条側「近鉄みやこみち」の名店街で買ったんで、箱入りしか扱ってなく・・・とりあえず「栗」だけ、買ってみました。
もちーっとした感じです。栗と小豆が甘くておいしいですが・・・これ水無月というか???これはこれでおいしいですが、水無月と思っていいのかなぁ~。いや、三角の外郎の上に小豆ですから、水無月ですね~。1週間ほど日持ちしますので、お土産におすすめです。
五建外良屋(ういろ) http://www.gokenuiro.jp/
【おまけ】祇園祭の蟷螂山【前ぶろぐ】があるあたりを、外郎ノ町(ういろうのちょう)とする洛中図(1600年代のもの)が残っており、透頂香(とうちんこう)という薬を売る外郎(ういろう)氏が住んでいたとされます。透頂香とは、去痰や消臭(仁丹みたな?)に効く薬で、黒い色をしていました。その薬の色が、黒砂糖の(ういろう)の色と似ているから「ういろう」とよばれたそうです。また、外郎氏が、そのお菓子を作り客人をもてなしたから「ういろう」とも呼ばれたとか諸説あるようです。*京都の外郎氏一族が小田原に移住して、小田原にういろうが広まったそうです。ういろうを作ったのは京都外郎家の2代目とされますが、現在京都外郎家は衰退したそうです。
富山にいた頃は、ういろうといえば♪くやしかったらいってみな~白・黒・抹茶、上がり・コーヒー・ゆず・桜、七つの味が~♪のCMの歌でおなじみの名古屋の青柳ういろうしか浮かばなかったんですが、どうやら、日本には、小田原、山口、など各地に名物のういろうがあるんですね~。水無月を食べるプロジェクト、深いなぁ~。^m^
水無月 まとめは【こちら】にて
水無月は、ほとんどが当日中の賞味期限なので
早めにいかないと売り切れること多いです。
今日は食べれるかな?
プロジェクトのことすっかり忘れて帰ってきてしまいました・・・・
伊勢丹も寄ったのにぃ~
明日は忘れないようにしなくちゃ。
水無月は、毎日食べても飽きず、胃もたれもせず
でも、順調に吸収されてる感が・・・。
プロジェクト、忘れちゃだめだよ~。^m^
初めての水無月だったのですが、
とてもおいしくいただきました。
ところで、「これ水無月というか???」とありますが
どうしてそう思われたのでしょうか。
よかったら教えてください。
それを参考に、他のお店のも食べてみたいなと思っています。
五建さんの水無月、食べられたんですね~?
いろいろあっておいしいですよね。^^
お店によってはばら売りもしていて
気軽に買えるところがうれしいです。
水無月なのかな~?と思った理由はですね
うまく説明できないのですが
おそらく、厄除けのために昔の人が食べた水無月は
もっとシンプルな味だったのではないかと思ったからです。
ちょっと、歯ごたえのある外郎の上に
甘く煮た小豆(あんという感覚でなく・・・)
数軒食べて感じたことは、
形が違うだけで、これは、あんこがのった団子では?
と思うものもあったり、
水無月用に小豆も特別に焚いて
ういろう生地も、通常のういろうではなく水無月用に
練ってますというこだわりのお店もあります。
奥が深いですね~。
こんなんで、参考になったでしょうか・・・。
今後ともよろしくお願いします。