毎日40度超えなんて有り得ない・・・・”今まで経験したことのない”豪雨 も なのにダムはからっぽで・・・
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異常気象が続いています。一方で猛暑、他方で記録的な土石流。とはいえ、これは日本に限ったことではありません。この週末、インドネシアでは火山の噴火で3000人が避難を余儀なくされました。中国の広東省では大洪水で90万人が被災。その他、いわゆる「リング・オブ・ファイアー」で結ばれるアジア・太平洋地域では天変地異の連鎖が見られます。
そんな中、わが国の気象庁は先週、「奈良で震度7の強い地震の恐れがある」との緊急地震速報を流しました。完全な誤報だったのですが、南海トラフ巨大地震の引き起こす津波が想定される地域では多くの住民が高台に避難する騒ぎに。
気象庁では「広範囲に迷惑をかけた」と謝罪したものの、信用が傷ついたことは間違いありません。まさか暑さで観測機器が誤作動したわけではないでしょう。
もちろん、サイバー攻撃によるコンピュータ・システムの誤作動の可能性は否定できません。しかし、大きな自然災害が起きるたびに思い出すのは、地震や津波を人工的に引き起こすことを狙った「自然改変装置」のこと。
第二次世界大戦の末期に連合国によって進められた「プロジェクト・シール」は、まさに「津波兵器」そのものでした。その経緯はニュージーランドの外務省が公開した機密文書によって明らかにされています。
実は、戦争終結後も同種の研究は密かに進められてきた模様です。例えば、「ノースウッド計画」や「高周波活性オーロラ研究計画」など。(気象改変装置について解説した拙著『食糧争奪戦争 』)
この問題を長年研究してきたオークランド大学のトーマス・リーチ教授の論文を読むと、アメリカやイギリスなどが自然災害を装った大量破壊兵器の開発に凌ぎを削ってきた事実に圧倒されます。
中国や旧ソ連時代からロシアも、対抗上、似たような研究に取り組んできたようです。その背景には、「自然を支配できる」と考える傲慢な姿勢が見え隠れします。
「自然とともに生きる日本人」とは真逆の発想に他なりません。どちらが最終的に勝利するのでしょうか。
以上