南斗屋のブログ

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損保会社の統合の影響

2008年12月29日 | 未分類
三井住友海上など3損保、経営統合で最終調整

記事では、経営統合の理由としては、
「少子高齢化に加え、米国発の金融危機で自動車販売の落ち込みが激しく、保険料収入の約4割を占める自動車保険は長期低迷が見込まれている。統合により経営基盤を強化し、勝ち残りを図る。」
となっており、
経営統合は損保会社の収入減が理由との観測です。

被害者の方でしょうか、別の記事で、
「昨日損保会社三社が統合するというニュースがありました。
被害者が治療中等に統合や合併が行われた場合、担当者なども変わるのでしょうか?」
というご質問をいただきましたが、経営統合したとしても、被害者との窓口になっている担当者がすぐに変わるというわけではないでしょう。

経営統合により、既に締結されている保険契約の内容が変わるわけでもありませんので、その面からは被害者に直接影響を与えるものではありません。

しかし、収入が減ってきているということは、損保会社側から見た支出、すなわち、被害者への支払いを厳しくする可能性も秘められているわけでそちらの方が、被害者にとって影響が大きいのではないかと思っています。

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