南斗屋のブログ

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裁判官の転勤

2011年12月05日 | 未分類
裁判官もお役所務めなので、転勤があります。

通常の転勤時期は、3月なのですが、ときどき通常の異動時期でもないのに、転勤になって、担当から外れるということが起こります。

この場合でも、それまで原告、被告が提出すた準備書面や証拠は、そのまま引き継がれます。
ただ、裁判官の考え方は引き継がれません。

裁判官は独立しているので、訴訟の進め方や争いとなっている点についての判断などは、後任の裁判官に任されることとなります。

裁判官は、転勤に伴い、前の裁判官が担当していた記録を全て引き継ぎます。

裁判官の担当事件は100件とか200件といわれていますので、記録に目を通すだけでも大変な作業ですが、一刻も早い解決を当事者は望んでいるのですから、迅速に対応してほしいものです。

なお、裁判所の人事
http://www.e-hoki.com/affairs/index.html
で確認することができます。


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