高次脳機能障害2級の付添費(介護料)を、次のように認めた裁判例を見かけましたので、紹介します。
(水戸地裁下妻支部平成21年12月17日判決自保ジャーナル1820号35頁)
・入院付添費 日額8000円
・症状固定後の付添費 年額441万6864円
→日額にして約1万2000円
2級としては、かなり高額な付添費を認めていますが、これは高次脳機能障害の2級ではあるが
①便・尿漏れがあり、おむつ交換を介護者がしなければならない
②妄想、幻覚がある
③デイサービスを利用しており、公費負担分も含めて年額約194万3580円かかっている(月額16万1965円)
という理由があります。
高次脳機能障害2級であっても、症状固定後の状態によって、介護の負担というのは異なるので、その点を明らかにしていくことが必要になるかと思います。
(水戸地裁下妻支部平成21年12月17日判決自保ジャーナル1820号35頁)
・入院付添費 日額8000円
・症状固定後の付添費 年額441万6864円
→日額にして約1万2000円
2級としては、かなり高額な付添費を認めていますが、これは高次脳機能障害の2級ではあるが
①便・尿漏れがあり、おむつ交換を介護者がしなければならない
②妄想、幻覚がある
③デイサービスを利用しており、公費負担分も含めて年額約194万3580円かかっている(月額16万1965円)
という理由があります。
高次脳機能障害2級であっても、症状固定後の状態によって、介護の負担というのは異なるので、その点を明らかにしていくことが必要になるかと思います。