Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

バーテンダーは魔術師か?

2005年10月01日 23時58分00秒 | 飲食遊興
銀座の地下の一室(私の隠れ家バーのことですが…)で、空前の当り年と言われた一昨年のボージョレ・ヌーボーの空き樽の中、グレンモランジェ10年が熟成されておりました。
2年の眠りから醒めて、芳醇さを増しているのか…と云うことで、試飲会が催されました(実は、昨年、試験的に「11年もの」をボトル1本分取り出しました。天使の分け前でかなり減っておりましたが、酒の力が抜けていてガッカリした経緯にあります)。
さて、今回のお味の方は…どうしたことか、昨年の頼りなさとは一転、バーテンダー氏の言の通り、劇的に進化。香りは芳醇、キックはアルコール度数は下がっていますが充分、後味はタンニンが強めなものの美味しい…とオリジナルを大きく上回るウイスキーに大変身。去年の出来からは信じられず、狐につままれる様な感じでした。ストレートでもロックでも良かったですが、ソーダ割りが、甘味が立ち、最適と思いました。
なお、樽は20本分当初入れ、一年目に1本抜いて、さらに天使の分け前の分を5本足しているそうです。まだ、半分以上残っていますので、御用とお急ぎで無い方は銀座のバーを片っ端から舐めて行ってください。8丁目からの方が良いと思いますけど…