リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

思いがけない非日常から日常に戻れる幸せ

2023年04月22日 | 日々の風の吹くまま
4月20日(木曜日)。☁🌧。睡眠のリズムもどうやら平常に戻ったようで、11時半に寝て、目が覚めたのは7時過ぎ。カレシは「いやぁ、よく眠った」とご機嫌。完全に回復と言うことで、きのうはまだゆっくりしていたウォーキングも、今日は普通の速足で3周。この分なら4周のペースに戻れるのも近いかな。外はまだ風が冷たくて、とっても4月とは思えない感じ。でも、夏までにはラニーニャからエルニーニョに切り替わる確率が50%以上だというから、そうなったら暑い夏になるのかな。とりあえず、来週は最高気温が18度とか言ってるけど・・・。

カレシが急に冷蔵庫にあるゆで卵でデビルドエッグを作ると言うので、じゃあ今日のランチはお任せ。卵はそんなにしょっちゅう食べないので、カートンの端っこにスタンプしてある賞味期限(けっこう長い)が近づいたら、まとめて茹でて冷蔵庫に入れておいて、何とか1週間以内に使い切ろうとするんだけど、数が多過ぎるとそれもままならないから困る。帰って来て冷蔵庫を見たら、賞味期限に差し掛かったカートンに卵が10個。いそいですぐにまとめて茹でて、3個は月曜日にエッグサンドにして、シーラに3個持って行ってもらって、火曜日にカレシが1個をサラダに入れて、今日は残り3個。カレシは料理するかと聞かれたら「卵を茹でられるよ」と返事をするくらいで、サラダとドレッシング以外で「料理」に該当するのはこのデビルドエッグがほぼ唯一のレパートリー。ハンバーガー用のブリオシュを冷凍庫から出して解凍しておいてあげたら、剥いた茹で卵を縦に半分に切って、味付けをして練った黄身を白身の真ん中にこんもりと盛り上げて、「バンにどうやって挟むの?」と困惑顔。縦に切ってあるから、トーストしたバンにジグソーパズルみたいに3個を並べて、バンの片割れを被せて、上からぐいっ。ブリオシュの味とよく合っていて、おいしかった。ごちそうさま。



昼過ぎから風が強くなって来て、雨も降って来たので、朝の早い時間にウォーキングに行っておいて良かったな。モールまではほんの1ブロックでも、この風じゃあ寒すぎ。もうどこにも出ないで、1日のんびりしようね、ということで、ワタシはメールを書いたり、戯曲の翻訳を見直したり。カレンダーをちらっと見て、あ、カレシが青天の霹靂のごとく嘔吐して、私たちのコロナ禍が始まったのは2週間前だったんだ。まだ2週間なのか、もう2週間なのか、あの時、ワタシが近くにいて異変(一瞬卒中かと思った)に気付いて、とっさに吐いた勢いでベッドに仰向けに倒れたカレシを必死で抱き起さなかったら、カレシはあのまま窒息死していたと思うと、事態の深刻さに今になってショックを感じるんだけど、でも同時にタイミングの運の良さに救われた気もする。あの時に傷めた肩がまだ疼くから、連想で記憶が蘇って来るのかな。カレシには、「死ぬところだった」なんて言うとパニックを起こすから、何も言わないでおくけど。

そのカレシ、今度は「大根、まだある?」と聞いて来たので、あると言ったら、「大根とワカメのサラダを作りたいんだけど、ワカメ、ある?」と聞くので、あるよ。何かやたらと食べるものを作りたがるねえ。増えるワカメを出して来て、水に漬けてあげたけど、今度は「レシピを入れたバインダーが見つからない」。散々あちこち探し回った挙句、当のバインダーはオフィスの本棚の足元。晩ご飯のしたくの時間になって、ワタシの野菜入れに入っていた大根を出してあげて、サラダ作りを始めたと思ったら、醤油はどこだ、米酢はどこだ、サラダ油はどこだ(ないからアボカド油を使って)と、まとめて聞いてくれればいいのに、使おうとするたびに聞いて来るので、そのたびにワタシはキッチンに行っては(ここにおいてあるんだよと言いながら)出してあげるので、気が散りっ放し。でも、久しぶりの大根ワカメサラダはおいしかったな。うん、カレシがすっかり元のカレシに戻ったってことだから、終わり良ければ何とかってことでいいか。


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