リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

忙しかった1年が忙しく終わる・・・

2024年01月01日 | 日々の風の吹くまま
12月30日(土曜日)。☁🌧☁。今日もまじめな時間に起床(最近は8時半頃)。普通に朝ご飯を食べて、普通にウォーキングに行って来たら11時。ショッピングモール2階の吹き抜け3周で始めたインドア・ウォーキングも今は楽々4周。医療関係のオフィスはほとんどが2日まで休みの貼り紙をしてあって、開いているのは超音波検査とレントゲンのクリニックだけ。コロナ前に私たちの前の家庭医のスラニナ先生がいた診療所はドアにもう何ヵ月(もしかしたら1年以上)も「本日はドクターは不在です」という張り紙。家庭医のいない人でも一般医にかかれるのがウォークインの診療所なのにこれじゃあ意味がないなあ。メトロバンクーバーに診療所を4ヵ所持っているチェーンで、えらく評判が悪いらしい。もしかしたら家庭医にもウォークイン担当の当番医にも逃げられたってことかな。潰れてしまうんじゃないのかな。

今日は午後に同じフロアのご近所さんを招いて「忘年会」をするので、ランチはおつまみ用にエアフライヤーで作ったひと口サイズの鶏のから揚げとスーパーでちょっといいかなあと買って来た台湾のネギパンケーキの試食がてらごく軽く。カレシがネギパンケーキが気に入ったとぱくぱく食べるのでおいおいと思ったけど、焼くだけで簡単だし、けっこうおいしかったので、これからはときどきランチ用に買って来ようかな。ランチの後は、白ワインを冷蔵庫に入れて、大皿を2枚出して来て1枚にはサラミ3種とチーズ3種を交互に並べて真ん中におととい仕込んでおいたギンザケのグラヴラックス、もう1枚は6つに切り分けたネギパンケーキと1個ずつカクテル竹楊枝に差したから揚げ。後はテーブルに小皿や楊枝、ナプキンを並べて、キッチンのカウンターのダイニング側に赤ワインを置いてワイングラスを並べたら、準備完了・・・。

☆☆ご近所さんと5時まで賑やかな忘年会☆☆

12月31日(日曜日)。☁🌥☁。いよいよ2023年の最後の日。ぐっすり眠って、さぁてっとぉ・・・という気分で起きて、さぁてっと。このところあちこちでその日の最高気温の記録更新が相次いでいて、ニューウェストミンスターでもきのうの最高気温は12度。どうやらこの冬はこのまま「高温多雨」で行くらしく、ウォーキングに(すぐ近くだけど)モールまで行くのに未だに晩秋の装い。家の中でも日中はヒーターがオフになっていることが多くて、フル稼働になってもリビングのシーリングファンを回してやると1時間もしないうちにオフになるから、電気料金を節約してくれているのは助かるな。けさは何となく晴れて来そうな雲行きで、朝ご飯を食べていたらいきなりまぶしい朝日。元旦の明日の朝は晴れるという予報だけど、はて・・・。




きのうの忘年会は、今年はエヴァがバケーションに行っていて留守で、隣の(何をする人ぞの)若夫婦は返事もないから、ルーフデッキをシェアする隣のジャネットとエレベーター前の部屋のクリスとカーラの夫婦で総勢5人。ドアに「開いてるから入って来て」と貼り紙をしておいたので、最初にジャネットがワインを持って「ハッピーホリデイ!」と入って来て、次にクリスとカーラがクリスが趣味で作っているスィーツを持って入って来て、赤白2本のワインを開けて、おつまみを食べて、同年代だから旅行の話、子供や孫の話が弾んで、5人だけでもにぎやかな忘年会だった。クリスは演劇も趣味でやっていて、アマチュア劇団Stage 43が新年早々にポートコクィットラムのエヴァグリーン劇場で上演するシェリダン作の『School for Scandal』 (「悪口学校」)のオーディションでバックバイト卿の役を獲得してリハーサルを重ねて来たそうで、役のために延ばした顎ひげがすごくいい感じ。イギリス訛り、フランス語訛り、アメリカ南部訛りなどのある台詞の発音の仕方や老人役の発声法の実演はアマチュアの域を超えていてすばらしかった。

さて、日曜日なので朝ご飯が済んだらいつもの掃除。まずはきのうやらなかった洗濯をと言うことで、ベッドのシーツを全部剥がして洗濯機に押し込んでスタート。それから、今日は大晦日だから、いつもより念を入れて掃除をしようと言うことになって、カレシはシャワーストールの中のベンチの他にいつもは手を付けないタイルの壁と外側のガラス壁を掃除。内側の壁は裸足で入ってハンドシャワーでお湯をかけたので、バスルームの床はびしょびしょ。その間ワタシは背の高いキャビネットや本棚の上の埃を(手抜きをして手が届く範囲だけだったけど)ダスターで払って、箒で家具の下から埃をていねいに掃き出してから、掃除機をかけたらいつもの倍のゴミ。フローリングだけモップをかけて、ひとまずウォーキングに行って来てから、タイル床のモップかけを済ませて、最後に(裸足になって)シャワーストールの中の床掃除。暖かいから汗だくになって、眼鏡が滑り落ちて焦点がずれるから、青っぽい影がピンボケなんだか本物の汚れなんだかわからなくてひと苦労。でも、大晦日の大掃除を何とか終わらせて、ああ、腹ぺこ・・・。



夕暮れ時が近づく頃、川向こうのサレーのタワマン群の上に不気味な空模様。マティニタイムのおつまみはトリュフ入りチーズでちょっぴりグルメ。真夜中のカウントダウンで開けるプロセッコを冷蔵庫に入れて、大晦日のご馳走は、すき焼をするにも地下の収納ロッカーにおいてあるコンロを持って来るのがめんどうになって、7時からカレシの英語レッスンがあることだしと、盛大に端折って牛肉と豆腐とシイタケと大根のすき焼風煮込み。来年には「二人暮らし」が始まって満49年を迎える私たちの2人だけの大晦日はこんなもの。ちなみに今年カナダ国籍を取得した永住者は35万4千人、BC州で生まれた子供の数は3万8千人弱。赤ちゃんの名前のトップは2年連続で「ノア」(男)で、続いてオリヴァ―(男)、オリヴィア(女)、セオドア(男)、リアム(男)、ジャック(男)、エマ(女)、ソフィア(女)、レオ(男)の順とか。カナダの総人口は4千万人を突破。ワタシが来た1975年は2300万人だった・・・。