リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

おうし座でねずみ年は今年はダブルで当たり年だって

2024年01月22日 | 日々の風の吹くまま
1月21日(日曜日)。🌧☁🌧。いやぁ、よく降ったもんだ。朝方にちょっと目が覚めた時は雨が窓を叩く音がしていたけど、起きてみたらルーフデッキの雪がいつも最後になる隅っこに少量残してきれいさっぱり消えていて、ほんとにあの寒波と雪はいったい何だったんだ?という感じ。来週なんぞ予想最高気温は10度とか12度、最低気温は7度とか8度だそうで、ちょっと信じられないけど、その後でまたとんでもない大寒波が来たりして・・・。

何はともあれ今日は洗濯と掃除の日。とりあえず洗濯を始めて、ダスターと箒を持ち出して来たけど気合が入らないので、ダスターをかけるのはやめて手抜き。床もクッキーのかすなんかが落ちているダイニングテーブルの下以外は埃やごみがあまりないから不思議。一歩も外に出なかった日がけっこうあったけど、日がな1日閉じ籠っていていったい何をやってたんだろうな。かなりのんびりしていたのは確かだから、もしかしたら脳みそが冬眠していたのかもしれないな。とにかく掃除機とモップかけも手抜きで楽々。ごみの業者が週末に臨時で回収するので、ごみやリサイクル品は週明けまで自宅で保管するようにと言うお達しが来ていたから、ごみ袋はバルコニーに「保管」。先週の分と合わせて袋が2つになったし、リサイクル品もそろそろ溢れそうになっているけど、ちゃんと回収に来てくれたのかなあ。

ウォーキングに行く時間には雨がほとんど止んでいて、交差点以外は歩道脇の雪も消えて、横断歩道の水たまりもなくなっていたのでひと安心。朝ご飯のバナナとミューズリがなくなったので、この分なら午後にはトロリーを持ってスーパーまで行けると思っていたら、ランチが終わる頃には雲が薄くなって今にも晴れて来そうな空模様。そこでトイレットペーパーが3ロールしかなくなっているのでついでにストックしておこうと、ワタシより腕の長いカレシを運び役に動員して火曜日以来の買い物。トロリーに入らないメガサイズのトイレットペーパー(12ロール)とキッチンペーパー(3ロール)はカレシに持ってもらうことにして、ついでに買ったディッシュ6箱パックはトロリーに。何の心境の変化かカレシがこうしてワタシの手に負えない大きなものを運んでくれるようになったのはうれしいな。まあ、両脇にトイレットペーパーとキッチンペーパーを抱えたおじいちゃん(カレシ)とトロリーを引っ張るおばあちゃん(ワタシ)の構図は傍から見たらちょっびりコミカルかもしれないけどね。

帰って来て買った来たものを然るべきところにしまって、乾燥機から出した洗濯物を畳んでいたら、オフィスからカレシが「雨だっ」。どれどれと行ってみたら、うはっ、どしゃ降りっ。雨と雨の間に買い物に行ったのは絶好のタイミングだったな。英語にwalk between the raindrops(雨粒の間を歩く)という、昔何かの歌で知られるようになったらしいしゃれた表現があって、雨粒の間を歩けば濡れないで済む、つまりめんどうなことを避けて通ると言うような意味によく使われるけど、ほんとに今日はそういうラッキーな日。聞くところによると、今年は牡牛座の当たり年なんだそうで、いろいろと画期的なことがあるらしいし、ねずみ年の運勢占いもすごく運のいい年になるようなことを言ってるから、うん、雨粒の間をすいすいと歩いて行っちゃおう。私と一緒だったらカレシも雨粒の間を歩くことになるんじゃないかと思うよ。ひらひらする雪ひらの間を歩くのはどうなのかは知らないけど・・・。

人口が増えるだけでは発展と言えないような

2024年01月22日 | 日々の風の吹くまま
1月20日(土曜日)。🌫☁。すごい霧。道路向かいのマンションも下の道路もすっぽり霧に包まれて何にも見えない、上下左右どっちを見ても五里霧中で、窓から眺めていると何だか白い宇宙を漂っているような気分だな。夜の間も気温が上がったようで、ダイニングのすぐ外の雪もわずか4センチ。もうひと息って感じで、はぁるよこい、はぁやくこい・・・。

いつもの時間にウォーキング。横断歩道の縁の水たまりがなくなって、きのうよりずっと歩きやすくなって大助かり。普通の土曜日よりも人出が多い感じなのはみんな一斉に冬眠から出て来たからかな。このあたりは6番アベニューに沿って伸びる細長いモールがあって、正面玄関は通称「6th&6th」と呼ばれる6番ストリートと6番アベニューの交差点。人口8万のニューウェストミンスター市の「シティセンター」なんだけど、おしゃれして歩いている人はいないし、繁華街と言える感じでもないし、モールの中も(2階は去年から雨漏り中でバケツ代わりのゴミ箱があちこちにあって)モダンではあるけどファッション性も高級感もゼロ。日用雑貨や食料品を買いに行く近所の商店街ところという感じだから、いつもより人出が多いということは、寒波と大雪の後で毎日の食料を補充しなきゃと言う人たちが多いんだろうと思う。ワタシは冗談めかして「六丁目商店街」と呼んでいるけど、ほんとはこの何ともダサい雰囲気が好きだな。

ランチが済んでちょっと雑用をしたら、後はマティニタイムまでのんびりと新聞サイト巡り。Vancouver Sunを開いたら、真っ先に「メトロバンクーバーの人口が今年300万人に達する」という見出しが飛び込んで来た。まだ250万くらいかと思っていたけど、あれは前の国勢調査の数字。推定では17年後の2041人に400万人に達するというからおっそろしい。ワタシが来た頃にはやっと120万人だったのにねえ(と言っても50年前の話)。メトロバンクーバーは大小23の市町村で構成する地方行政区で、アメリカの「郡」みたいなものかな。最大の市はもちろんバンクーバーで、今年は約74万人。それでも推定通りだと2029年にはフレーザー川南のサレー(今年68万人)に追い越されるんだそうで、将来はメトロバンクーバーからメトロサレーになっちゃうのかもしれないな。まあ、バンクーバーでは集合住宅で高密度化する以外には住宅を増やせないんだから、面積が3倍もあるサレーとは端から競争にならないよね。ちなみに、BC州の人口は今年は560万を突破して、4年後には600万、14年後の2038年には700万人に達すると言う予想。


メトロサレーの未来像?

州の統計局の予想によると、ニューウェストミンスター市は今年9万人を突破して、「十万都市」にあと一歩。隣のバーナビー市は29万人、第2の香港みたいなリッチモンド市は23万人超、コクィトラム市は17万人超、橋を渡ればもうすぐ最大の都市になるサレー市と「大都市」に囲まれて、その隣のデルタ市も12万人、ちょっと先のメープルリッジ市も10万人超、さらに先の(メトロバンクーバーの「辺境の地」だったはずの)ラングレーも15万人を超えて、ソーシャルメディアの落とし子みたいなのばかりの市議会は取り残され感に苛まれているんじゃないかな。でも、市の東端と西端の電車の駅周辺で大規模な再開発計画があるから、市の「悲願」が実現するのは確実。そこで問題なのはインフラをそれに見合うように整備拡充できるかどうか。どこを見ても歩道は何年もひび割れだらけででこぼこだし、市議会はストリートフェスティバルだ何だとかっこいい街づくりに熱心だけど、新しくオープンするビジネスはファストフード店にネイルサロンに歯医者にマリファナショップに入れ墨サロン。いくら「ルッキスト市議会」が見映えを良くしようとがんばっても、これじゃあねえ・・・。