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リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

メディア時代はよってたかって主義?

2017年10月23日 | 日々の風の吹くまま
10月22日(日曜日)。晴れ!ただし、午後は雲りがち。日本では大型台風と選挙台風が通
過して、選挙の方は何となく予想していたアベくんの勝ち。総選挙を目前にして反安倍を掲
げる野党が分裂して、足を引っ張り合うなんて呆れて言うことなし。ま、民進党は、昔の社会
党やら何やらが自民党打倒のために集まってできた民主党に、さらに泡沫的政党が集まっ
てできたそうだから、悪く言えば烏合の衆の離合集散の産物と言えそうで、何か節操がない
ような感じだったけど、国政の行方を決めるのにきちんとした選択肢がないのは国民にとっ
ては悲劇だな。

世界保健機構(WHO)が心臓病の啓蒙のための親善大使とやらにジンバブエのムガベ大
統領を任命したのはいいけど、非難の集中攻撃を浴びてあっさり取り消し。ま、取り消して
も取り消さなくても、日本だったらひな壇に並んで「ごめんなさい」のレベルの赤っ恥だと思う
けどな。ノーベル平和賞だって、授賞の理由がその時の一時的な「平和」に貢献したってこ
とだけで、代々の受賞者をみると実は「世界平和」に貢献してないし、ヨーロッパの雲の上で
優雅に暮らしている気のいい文化人たちが、「功績」なるものをきちんと検証しないでそのと
きメディアを賑わした人物をミーハー的に褒め称えるから、後で恥をかくんだと思うね。

今ハリウッドを賑わしているセクハラ騒動も、大物女優やらそれほどでもない女優やらが
続々と「被害者」の名乗りを上げているけど、何で今ごろになって?という感じで、要は「自
分」に名声とお金というメリットをもたらす人物だから黙ってたんじゃねぇの?と思ってしまう。
それがやっと勇気のある誰かが声を上げてメディアで騒がれたとたんに、我も我も出て来て
「許せない」。中には社会的、政治的な運動家を気取ってえらそうな発言をしてはメディアを
賑わしていた大物もいて、偽善者ぶりを露呈しているけど、それが「虚像の世界」たるハリ
ウッドの実像なんだろうな。いや、今どきはメディア全体がそんな感じか。

要するに、近ごろは「我も我も主義」とか「寄って集って主義」とか言えそうな衆愚的な言動
がメディアを通じて蔓延っている感じだけど、それを広めているのがリベラル派や知識人、
人権運動家を自称して、異見や反論を糾弾し、黙らせて民主主義に貢献しているつもりの
「メディアセレブ」に多いようなのは理性を持つ唯一の動物である人類の皮肉というところか。
やれやれ・・・。