リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

残り少ない人生を快適に過ごしてもらいたい

2017年07月22日 | 日々の風の吹くまま
7月21日(金曜日)。曇り。ときどきさぁ~っと通り雨。ここんところ続いたのんびりした日々
に慣れて来たと思ったら、あら、仕事が飛び込んで来ちゃった。何かややこしそうな契約関
係の書類だけど、ねじり鉢巻モードでやれば4日でできる量を3週間とのんびりしたペース。
週明けから作業開始と行こうか。

明日はやかましい音楽フェスティバルを逃れてメープルリッジに行くことになっているので、
カレシはジムに確認の電話。ママの様子を聞いたら、水曜日にいったん退院したものの、保
健局から来た介護の人が「自立できない状態にある」と判断したとかでまた病院に逆戻り。
病院側は自分で着替えや食事ができるから大丈夫と判断して退院させたそうだけど、どう
なってるんだろう。こんな風にホームと病院の間を連れ回されて、ママはいい加減うんざりし
ているんじゃないかと思うけど、もしかしたら、最初に入院したときにふと「介護棟に移りた
い」と漏らしたというママの意思表示なんじゃないかという気がしないでもない。

ホームで一緒に暮らしていたパパが介護棟に移ったときは、70年近く連れ添ったママの顔
さえわからないほど認知症が進んでいて、眠っていることが多かった。それで、精神的には
まだしっかりしているママが介護棟に移ることに反対する向きがあるらしい。カレシは「介護
棟に入るお金があるんだから、ママの好きなようにさせたらいいじゃないか」。うん、ワタシも
そう思う。自分のことで愚痴を言うことのなかったママが自分の力で日常の用足しをする自
信がなくなったから介護棟に移りたいと自分で言っている以上は相当に強固な意志が働い
ていると思うな。100歳を過ぎたママに残された時間はどんどん短くなって行くんだから、自
分で意思決定ができるうちに希望することはその通りにさせてあげるのがママにとって一番
じゃないかな。

詳しいことは明日カレシがジムと話し合うだろうけど、たくさん苦労して、働き詰めに働いて、
3人の息子を育て上げて、3人の嫁も陰になり日向になりして娘のようにかわいがってくれ
たママなんだもの、身の回りのことすべてを世話してもらって暮らしたいのなら、それがママ
の人生最後の願いということで、とにかくママがハッピーで快適な時間を満足して過ごせる
ようにしてあげることが何よりもの親孝行だと思う。