リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

6月は停電騒ぎで始まり

2017年06月02日 | 日々の風の吹くまま
6月1日(木曜日)。雨のち曇り。州の内陸部で急激な気温の上昇で山の雪解けが加速し、
その上大雨が続いたもので、フレーザー川の上流から河口まで「増水注意報」が出ている。
Mighty Fraserと呼ばれるフレーザー川はロッキー山脈のフレーザー峠付近から湧き出た
流れに始まって、バンクーバーでジョージア海峡に注ぐまで、全長1375キロのカナダで10
番目に長い川で、1948年の今頃に郊外のチリワックでピーク時に200平方キロが冠水す
る記録的な大氾濫を起こしている。何だかその頃といろんな条件が似ていなくもないけど、
大丈夫かな。

カレシが教室に行っている間、火曜日にサボった分も含めて念入りに床掃除。雨で濡れた
デッキに出たり入ったりしてフローリングのあちこちに残ってしまった足跡をモップでごしごし。
ついでに乾燥機に溜まっていた洗濯物を下の洗濯機に移して、洗剤ポッドを放り込んでオ
ン。それからあっちを整理したり、こっちを整理したり。正午が近づいて、今日のランチにとフ
リーザーからホットドッグ用のバンを出して、冷蔵庫から太いスモーキーと玉ねぎを出して、
時間を見計らって・・・と算段していたら、正午ごろ、突然ラジオが消えてし~ん。

一瞬ぽかんとしたけど、オフィスでバックアップ電源のブザーが鳴り出したので、あっ、停電。
慌ててシステムを落としたけど、家電のクロック表示は全部消えて、ガスレンジも点火装置
がオフで、洗濯機もだんまり。配電盤は異常なしで、廊下は非常灯だけだったので、建物全
体が停電であることは確かだけど、外を見ると6番ストリートは信号は動いているのにいつ
にない大渋滞。広い範囲で停電しているってことか。だったらいつ復旧するかわからないの
でタブレットでゲームでもしようと思ったら、ルータもオフ。はあ・・・

できることがないもので静まり返った部屋の中をうろうろするばかり。しまいには手持ち無沙
汰を通り越して不気味な感じで落ち着かない気分。カレシが帰って来たのでエレベーターは
動いているのかと聞いたら、「階段を上がって来た。西の方4ブロックくらい全部停電だって
さ」。火が使えないので冷蔵庫にあったハムやサラミ、クラッカーでピクニック式ランチをして
いたら、突然洗濯機がうなり出し、ラジオが歌い出し、冷蔵庫がハミング。家中の家電のク
ロックや時計をリセットしながら、これほどに日常を電気に依存しているんだと実感。何とも
危なっかしいなあ・・・。