リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

クールに、そしてにこやかに

2016年04月19日 | 日々の風の吹くまま
今日も暑そう。きのうは軒並みに最高気温の記録を更新したとか。まあ、平年の倍の温度
というのはやっぱりちょっと異常だとしか言いようがないし、天気が変わる予兆もある。きの
うの続きで入って来た仕事を始める前に床の掃除くらいはしておこうと、まずは箒を持ち出
して掃き掃除。埃が散らないように神経を集中しながらゆっくり箒を動かしていると、何とな
く禅の精神修養のような気分になって来る。ダイニングエリアまで埃を掃き出したところで、
ドアにノック・・・。

予告はなかったけど、アミエルが幅木のペンキ塗りに登場。「プライマー処理をしてあるから
見た目にわからなくても、やはりきちんと塗らないと」ということで、元の位置に戻してあった
家具を少しだけ動かしてスペースを作り、床に幅木に沿ってマスキングテープを貼ってペン
キ塗りの準備。その間ワタシは仕事に集中。気温が高いし、窓から風が通るので、「塗る端
からどんどん乾いて楽だよ」。壁と幅木の間のコーキングもあっという間に終わって、「これ
で全部おしまい」。そっか、全部終わったのか。これで元の日常に戻れる。改まった口調で
「大変ご迷惑をおかけしました」と言うアミエルとありがとうの握手。

入れ替わりにカレシが帰って来たので、ランチの後はまず仕事を仕上げて送るだけにして
おいて、スペアの寝室に積んであった本を運んで来る作業。先週は本棚ひとつ分をワタシ
ひとりで運んだけど、今日はカレシが運んで、ワタシが2つの本棚に分けて並べる。せっか
くだから、てんでに並べないで、少しばかり計画的にこれはあっち、これはこっち。大汗をか
いたけど、本棚はやっぱり本が並んでいるのが一番で、空っぽのままではどうしても気分が
落ち着かなくていけないな。家具のない部屋が落ち着かないのと同じで、「あるべきもの」が
ないからかもしれない。

小物雑貨も元の場所に飾って、リビングが元通りになったところで、仕事を送って、夕食。こ
れで残るは箱に入れて保管してあったグラスやマグの類を食器棚に戻す作業だけになった。
フローリングの不具合を報告してからほぼ6週間。カレシには中途半端な非日常はストレス
だっただろうと思うけど、英語先生になって身に着けた忍耐力を発揮して気長に構えていて
くれたのはちょっと意外だった。ま、カリカリしたところでストレスになるだけで何の解決にも
ならないから、こういうときはあくまでもクールに、にこやかに・・・。