リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

感謝祭は秋の味覚に感謝する日

2015年10月12日 | 日々の風の吹くまま
今日は感謝祭。カナダのがアメリカよりも1ヵ月半早いのは11月の末では雪に埋もれてし
まうからとかいう話だけど、ヨーロッパでは遠い昔から10月に収穫を祝う行事があって、カ
ナダに到着したイギリスの探検家がアメリカの清教徒よりも40年以上も前に北米大陸で最
初の感謝祭をやったという説もある。今では時期が違っても同じことをやっているから、どっ
ちでもいいような気もするけど。

朝からかなりの雨で、窓の外は空白。まっさらなカンバス。くすんだ白一色の世界。ちょっと
肌寒いと思っていたら、午後になって暖房が入った。サーモスタットに設定しておいた温度
ではこんな感じになるとスイッチが入ることわかったけど、寒いわけじゃなくても足元は少々
冷たい。旧居では天井に埋め込んだ放射熱ヒーターが床を暖めていたから冬でも素足で過
ごせたけど、暖房システムが違うから床は冷たい。スリッパを履いた方がいいのかな。(ソッ
クスやスリッパは好きじゃないんだけど・・・。)

感謝祭のご馳走は今年も松茸尽くし。パックの中は小ぶりだけどいかにも松茸っぽいのが
7本と傘が開いた大きいのが1本。狭いキッチンのコース料理は初めてだから、無難なとこ
ろでメインは定番の松茸ご飯と土瓶蒸し(風)。それとカレシが好きな松茸のフライ。さて後
は・・・。

     
きのこソースのレシピを検索して、考え付いたのがフォアグラの松茸ソース。フォアグラを焼
いた後の油で松茸を炒めて、ブランディで仕上げ。アミューズブーシュに最適。

     
厚めにスライスした松茸を小麦粉、ウズラの溶き卵、パン粉の順につけて、かりっと揚げて、
レモンとかいわれを添えた。少量をフライにする時は鶏の卵では余ってしまうので、こういう
ときはウズラの卵が便利。松茸はシンプルな調理法が一番だと思う。

     
あっさりした松茸ご飯と松茸の土瓶蒸し風スープ。白米の方に下味をつけて、松茸は日本
酒を振りかけただけ。軸だけをざっくり刻んだのを米と一緒に炊き始めて、煮立って火を落
としたらスライスしたのを上に並べて仕上げ。土瓶蒸し風は生のえびと松茸だけのごくシン
プルなもの。三つ葉の代わりに刻んだコリアンダーを少々。アミューズブーシュのスプーン
にすだちジュースを入れて添えたらちょっとおすましかな。サラダの後のデザートはいちごと
ブルーベリーの餡が入ったミニ大福・・・。

食後はソファに並んでホッケーの観戦。幸せと健康とおいしいものに感謝!