リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

もしも毎日が日曜日だったら

2015年10月25日 | 日々の風の吹くまま
きのうは想定外の置きみやげ仕事。長年担当している発注元の定番のごたごたレポートを
読んでいると、小町横町の四辻を行き交う愚痴や不安神経症的イライラは必ずしも空想の
産物ではなさそうだと思ってしまう。期限は月曜日朝一番(今日の午後)なので、ねじり鉢巻
でやっつけて、あり合わせで夕食をして、カレシが「だめだ、こりゃ」(負けだ)と言うまでホッ
ケーの試合を見て、Market Crossingまでお酒を買いに出かけて、ああ、くたびれた。

おかげでぐっすり眠って、起床は8時半。朝もやとか低く垂れ込める雲とか、ぱっとしない空
模様だけど予報では晴れ。ファイルの見直しをして納品してしまった後はのんびり。仕事が
ない日がワタシの週末と言っていた頃はなぜか週末がなかったけど、仕事があるときだけ
「現役」の今は8割隠居、2割現役というところで、何日も「週末」。まだ暇すぎると感じること
はないから、毎日が週末のシニア暮らしはいいもんだと思うけど、そのうち飽きて来るもの
なんだろうか。ワタシはわりと退屈しない性質だけど、この先9割隠居、1割現役になったら
どうなるのかなあ・・・。

午後はカレシを誘って川縁まで散歩。アップタウン地区からはどの通りも初めは坂道と気づ
かないくらいに緩やかなのが、クィーンズアベニューを渡ったあたりから急に膝がガクガクし
そうな下り坂になる。おまけに歩道が進行方向だけじゃなくて車道側にも傾いていたりする
から、いやでも体を傾けて歩くことになる。急な坂道にはちょっと不思議な趣があると思うん
だけど、独特の名前がないのが惜しいところだな。ワタシが生まれ育った釧路にはあまりに
も急で途中で休まなければならないから名づけられたと言う「休み坂」があるし、今は階段
になっている「出世坂」がある。こっちの道路にはどんなに短くても必ず名前がついている
から、目だって急な坂でも道路の地形に過ぎないということで固有の名前がつかないのか
もしれないな。

川縁の遊歩道をそぞろ歩いて、線路を跨ぐ4番ストリートの歩道橋を渡って、コロンビアスト
リートに出ると今度は顎が擦れそうな上り坂。まだ休み休み上るほど鈍ってはいないはず
だけど、ほぼ平らになる頃には2人ともちょっと息切れ。今日は3キロくらい歩いたので、ご
褒美に途中でマカロンを買って帰って来た。こういうのどかな日曜日もいいもんだな。もっと
も10割隠居になったら来る日も来る日も日曜日ということだけど・・・。