サッカーW杯カタール大会、日本は1次リーグの初戦、ドイツと対戦し、2対1で逆転勝ちした。予想だにしない大番狂わせに、世界中が大騒ぎになった。
日本はベスト8を目標にしているが、本気にしている人はいない。1次リーグ同組には、スペイン(世界7位)とドイツ(世界11位)という強豪がいて、とても勝てる相手ではない。1次リーグ敗退は既定路線だった。
試合開始8分後に、伊東のパスに前田が合わせて先制ゴール。結果はオフサイドだったが、互角にやれそうな期待を持たせたオフサイドだった。しかし、よかったのはこれだけで、そこから先は自陣で防戦一方。ボールのキープもままならず、好きなようにシュートを打たれ続け、必死に守るだけの展開。31分にはPKを与えてしまった。見ていて辛くなり、前半終了時点で、チャンネルを「あちこちオードリー」に替えてしまった。
CMの時間に、チャンネルをNHKに戻した。後半26分ぐらいで、スコアは0-1のままだったが、ドイツの波状攻撃に必死に耐えるGK権田がいた。「見てられない」、再びチャンネルを「あちこちオードリー」に。
「あちこちオードリー」を見終えてから、NHKにチャンネルを戻すと、騒然とした雰囲気になっていた。時間は後半42分、日本が逆転している。アナウンサーの実況から、途中出場の堂安、浅野が点を取ったことが分かった。アディショナルタイムは7分。この7分間はとても緊張して、やっぱり見ていられなかった。
次戦のコスタリカ戦に勝てば1次リーグ突破。ベスト8も見えてくるじゃないか。