2020年3月に発売される「ファイナルファンタジーVII リメイク版」の映像がネットで公開されている。実写に近いリアルな作りで、戦闘シーンは火花が飛び散って目に悪そうなかんじだ。もう少しアニメチックなほうがよかったような気もする。
FFVIIがリメイクされるのを知ったのは、2017年の札幌雪まつりの会場だった。20年ぶりのリメイクを記念して、セフィロスとクラウドの戦闘シーンを表現した「雪のファイナルファンタジー」の雪像が展示されていた。その後調べてみると、リメイクの発表は2015年6月に行なわれていた。来年のリリースまで実に5年近くかかったことになる。
iPhone版のFFVIIが1400円で販売されていた。1800円だったはずだが、値下げしたらしい。それで買ってしまった。
FFは長い間ドラクエの二番煎じだったが、FFVIIで立場が逆転した。記録的なヒットになり、出荷本数は全世界で1000万本を超えた。自分にとっても、初めて見る3Dゲームだった。
あの頃の興奮が蘇ってきた。さすがに隔世の感があり、いま見るとポリゴンはひどく稚拙だ。フィールドでは3頭身、戦闘シーンやムービーは等身大と描写が異なる。また、フィールドでは静止画の上を3Dのキャラクタが動くのだが、時に豆粒のようなサイズになる。iPhoneの小さな画面ではとても辛い。コントローラーもないから指1本で操作するのだが、操作に追われ、戦闘シーンは状況を確認できないまま進んでしまう。時間勝負のミニゲームは苦行に近い。それでも、ゲーム自体は面白いので、それなりに楽しめている。
FFで最も面白かったのはスコールのFFVIII、最も好きだったのはユウナのFFX。それ以降はついていけなくなった。
お気に入り名盤! オーネット・コールマン:At The Golden Circle, Stockholm Vol. 1