読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

復帰

2006-04-17 23:03:38 | 日々雑感
長い休みでした。本日より職場にも復帰しました。

4月7日(金)の深夜というか8日(土)の朝というか、かねてより自宅で養生をしていた父の具合がおかしいことに母が気づき、かかりつけの先生に往診をしてもらいましたが、1時58分に亡くなりました。

家族6人と報せで駆けつけた親族3人に見守られ、最期はゆっくりと自ら目を閉じスーッと息を引きとりました。
初めて、人が亡くなるところを目の当たりにして、大きな感動を受けたものでした。

その感動や余韻に浸る間もなく、儀式、の準備をおこなわなければならず、現実に引き戻され、葬儀社の手配、寺との打合せ、主だった親族・知人・隣組などへの連絡などに駆けずり回り、自宅への祭壇の設置、急を聞いて駆けつけた人たちへの応対etcで8日は終わり、以降、10日の火葬、12日の葬儀と慌しい日々が続いたのです。

しかし、不思議と疲れを感じることもなく今日まできました。

今回、父が亡くなったことそして葬儀を執り行ったこと、で大きく感じたというか再確認をしたのは、周囲の人々の力添え、でした。
本当に「感謝」の気持ちでいっぱいです。

なにしろ、こちらは初めてのことであり不慣れ未熟なので、無作法や不行き届きのところがあったたのですが、本当にお世話になりました。
家族、親戚、友人、上司・同僚、近所の人たちそして関わっていただいた或いは弔問いただいた方々すべてに感謝です。

ということで、父が亡くなったことについて感傷的にもならず、バタバタと過ごしてしまったのですが、この「感傷的」という部分については、いずれホームページのほうで書き表してみたいと思っています。

この一週間、読んだのはマンガ「ブッタ」(手塚治虫)と「水滸伝」(横山光輝)ですが、あしたからはまた読書日記として書いていこうと思っています。
これからもよろしくお願いします。
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2 コメント

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またこれからも (北上 祐)
2006-04-18 00:02:56
1週間、何かと大変だったと思いますが、少しは落ち着いたでしょうか。



自分の時にそう思ったのですが、集中的にしなければいけない葬儀等の各手続・行事は

余計なことを考えさせないためには、最適な

手段なのではということ。喪主は、必ず初めて

というときがあって、慣れているわけはないのだから、周りの人が助けてくれるということも感じました。



自分の時は「喪失感」ということを、あとから感じました。人によって、また親との関わり方によって感じ方はそれこそ百人で百通りでしょうけれど。



人が死ぬということは、自分の前から永遠にその形は失われるわけで、それはすごく大きいことだなと思います。



親を見送れたのは、最低限の親孝行だと思うので、その点では良かったよね。



今週は読めませんでした。高梨氏の、新たな書き下ろしシリーズが始まったようです。また、よろしく。
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ありがとうございます (嘉壽家堂)
2006-04-18 22:24:41
昨日から仕事に復帰して、非常に慌しく動き回っています。

そういう意味では、まだ喪失感のようなものはありませんが、いずれ、何らかの形でそんな思いをするんでしょう。



高梨氏の新刊読もうと思っているのですが、今はまだ落ち着かない状況なので、連休あたりをねらっています。
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