読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

伊勢神宮内宮 -退職記念旅行その3-

2017-07-07 10:04:31 | 観た、聴いた
朝、5時。

天気予報のとおり、外は雨。かなり激しい。

宿(伊久)で、早朝食「かたぱん」を二人で一枚いただき、傘を借りて、いざ出発。

雨は強い。
しかし、気持ちはいい。
すがすがしい、というには少し湿っぽい。

おはらい町に入る新橋から望む景色


そしておはらい町 ホント誰もいません。(白い雨具の人は警備員?のような人)


内宮正面、宇治橋に到着




境内に入ってもだれもいないので、入ってよかったのだろうかと、不安になる。





これで晴れていたら、いやせめて曇りでもいい。と、人はなんて勝手なんでしょうねえ。

手水舎で清めたあと、五十鈴川御手洗場へ。
雨で濁っているかなと思ったのですが、それほどではなく、ただ流れは速かったです。
雲がずっと下まで降りてきていて、幻想的であります。


そしていよいよ、正宮へ。
近づくにつれて、こちらの気持ちもあるのでしょうが、空気が変わりますね。
背筋がスッと伸びるような、そんな緊張感があります。





厳かな中、お参りをしてきました。
正宮では、他の人もいましたが、祝詞をあげる人、毎日来ている人、そういう何と言いますか「伊勢神宮参拝のプロ」のような方々と参拝しますと、なお緊張しますね。
腰の折り方、拍手のしかた、堂に入ってます。
我々は、素人なりにお参りです。

内宮では御帳(幌とも書くらしい)が舞い上がることはありませんでした(雨が降って湿気が強ければ上がることはありませんよね)

なんか、雨が強くなってきています。


「荒祭り宮」から「風日祈宮」を参拝し、ひざから下はずぶぬれ状態。
さあ、帰ろうと思ったところ「御池」
木がないので、池の上だけ明るい。


最後に一礼をして帰ります。


帰りのおはらい町もだれもいません。途中、いい匂いがしてきました。仕込みをしていたのでしょう。


おかげ横丁の入口ではまねき猫が雨にうたれていた


さて、宿についてみると膝から下はずぶぬれ状態でありました。

ひと風呂浴びて(そういえば、この宿ではずっと一人で風呂に入っていました)、朝食をゆっくり摂り、雨のやむのを待ちましたが、やむ様子もなく天気予報も雨ということで、それでは、ということで、もう一度内宮へ行きました。

さすがに今度は昼間なので、人はいました。


まっすぐ、神楽殿へ行き、御饌を申し込み、御朱印をいただく。
今回の御饌は4組、うち2組は安産祈願でした。我々は例によって「家内安全」をお願いする。

この「家内安全」って、なんか漠然としていますが、家内安全のためには社会の安寧や世界の平和がなければならないので、実は大きな願い事ではないのかと思っていたのです。でも、よく考えてみると「安産祈願」だって平和な社会がなければだめだし。
つまりは、個人の平和を願うということは、イコール世界の平和なのではないか、なんて考えたのでありました。

しかし、「商売繁盛」の場合は、競合する会社などの場合は神様はどうするんでしょうか?

そんなことを考えながら宿に戻り、宇治山田駅までのタクシーに乗り込んだのでした。

宇治山田の駅に着いた頃から、空は明るくなり雨がやみました。

次に伊勢に来るときは「晴れ」の神宮を参拝したいものです。

つづく




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