読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

仕掛人 藤枝梅安-梅安止め針- さいとうたかお 原作:池波正太郎 SPコミックス

2007-09-18 23:41:08 | 読んだ
池波正太郎のものでも、この仕掛人・藤枝梅安シリーズは2巻か3巻程度で読むのをやめている。
理由は読後感が「暗く重い」からである。

どんな理由があるにせよ、人を殺す、という物語には「痛快感」はあまり大きくない。
殺される側の極悪非道ぶりが、映像や絵で表され、殺しを頼む人の無念さに同調しないと、なかなか、なのである。

梅安はじめ仕掛人は「仕事」「生業(なりわい)」として人を殺しているわけで、直接的な動機というのはないのでなおさらなのである。

それを活字だけで追うのは「つらい」のであまり読んでいないのである。
しかし、このように絵になるとなんだか面白そうなのである。

5話掲載されている。
仕掛41~45とあるから、この漫画もずいぶんと続いているらしい。

この冬は梅安シリーズを読んでみようか。
どうも、池波正太郎を読むのには「こたつ」というのがあっていると思い込んで私なのである。

「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、あるいは「オヤジ日記」なんか読みたい方は、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 残暑 ハイビスカス 新陳代謝 | トップ | 駆けこみ交番 乃南アサ 新... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読んだ」カテゴリの最新記事