読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

ALWAYS 三丁目の夕日’64 映画

2012-01-18 21:27:25 | 観た、聴いた
初めての試写会、そして初めての3Dである。
昨日(12月17日)行ってきた。

ひょんなことから、この映画の試写券を手に入れ、生涯初めての試写会に行ってきた。
映画は「ALWAYS 三丁目の夕日'64」である。

これは第3弾。
1と2は見ているので、繋がりはよくわかっている。

登場人物たちもよく知っている。
第3話まで、ほぼ出演者は同じである。
こういうのはありがたい。

それから、初めての3Dである。
私はメガネをかけているので、3Dのメガネは装着時点からアヤシイ。
しれに、私のメガネは遠近両用なので、遠くを見るときは顎をあげて、つまり上目づかいで映画を見る。
したがって、見ることは大層の努力と工夫が必要になる。
だから、疲れてしまった。

さて、この3Dでは通常の場面はあまりカンシンしない。
特別に3Dを意識して作った画面ではその効果を大いに発揮するが、たとえば二人だけの語り合い、みたいな場面での3Dは、あまり効果がないように思える。

というようなことから、初3Dは私にとってはあまり芳しいものではなかった。

物語は、というか映画は非常にうまく作られている。
つまり、笑わせ泣かせがうまい具合につながっている。

この映画はいわゆる「娯楽映画」
従って、笑わせ泣かせることが一番だと思う。
観終わってから何かを考えることがないようにしたい。

とはいいながら、主題のようなものは感じる。
いつ出てくるんだろうなあと思っていたら、突然出てきた三浦友和がいう「幸せってなんなんでしょうね」というセリフ。そして後半になって繰り返される「家族」という言葉。

あのころからいったい日本は何が変わってしまったんだろう?

それをみんなで考えませんか?

なんて、余計なことを勘ぐってしまった。

ただひたすらに、昔はよかった(のかもしれない)というノスタルジーだけではだめなんだろうか?

なんて思ったのは、終わって冷静になってから。

上映中は、映画のなかにどっぷりと浸っていたのである。

期待を込めて観に行って、裏切られることのない映画である。

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