読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

現代語裏辞典 筒井康隆 オール読物5月号

2008-05-07 23:07:19 | 読んだ
もともとは月刊誌「遊歩人」に連載されていたのだが、出資者であるコニカミノルタ社の意向で連載が中断された、とのこと。

「なにかあった」のである。
調べてみると、資金提供がなくなったため、らしい。
なんだかつまらない。喧嘩でもしたのかと思った。

というわけで、辞典は「ね」から始まった。

以前「乱調文学大辞典」で笑わされた。
今回のこの辞典も笑わされる。
たとえば

「ねんぐ〔年貢〕百姓は毎年、悪党は最期に一回納める。」
「ノーコメント 最もよく使われるコメント。」


もっと過激なものもあるのだが、怖くて写せない。

パッパッと読み流してもおもしろい、じっくり読むとさらに発見するものがある。
バカバカしくてどっかで使ってやろうかと思う辞典である。
連載されるので、オール読物の楽しみが増えた。
今回は「は行のい」で終了した。

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