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平成28年 労働組合活動等に関する実態調査 結果の概況

2017年06月20日 | 統計情報
【調査結果のポイント】

1 労使関係についての認識(本部組合及び単位労働組合)
労使関係が「安定的」と認識している労働組合は 89.5%(前回87.8%)

2 労働組合員数の変化に関する状況(単位労働組合)
3年前(平成 25 年6月)と比べた組合員数の変化をみると、「増加した」34.1%(前回 30.1%)、「変わらない」22.2%(前回22.1%)、「減少した」41.7%(前回47.1%)

3 労働組合の組織拡大に関する状況(単位労働組合)
組織拡大を重点課題として取り組んでいる労働組合は 31.9%(前回34.1%)、産業別 にみると、「医療,福祉」が最も高く 70.0%(前回 57.1%)
取組対象として最も重視している労働者の種類についてみると、「新卒・中途採用の正社員」 47.1%(前回36.7%)、次いで「パートタイム労働者」17.8%(前回13.2%)

4 正社員以外の労働者に関する状況(単位労働組合)
労働者の種類別に「組合加入資格がある」をみると、「パートタイム労働者」32.3%、「有期 契約労働者」35.6%、「派遣労働者」11.1%、「嘱託労働者」30.7%。産業別にみると「医療, 福祉」が、どの労働者の種類でも総じて高く「パートタイム労働者」74.9%、「有期契約労働者」 68.5%、「派遣労働者」32.2%、「嘱託労働者」62.3%

平成28年 労働組合活動等に関する実態調査 結果の概況